出版社内容情報
《内容》 嚥下障害患者を評価し治療するために内視鏡の役割をまとめた完訳書.多くの図表・写真を用いて口腔・咽頭・喉頭部の解剖生理から,ファイバースコープによる嚥下内視鏡評価の実際を解説.さらに,頭頚部癌や気管切開患者,老人・小児患者への適応についても最新の知見が収められている.
《目次》
嚥下障害の治療と評価における内視鏡の役割 鼻,咽頭,喉頭の解剖と生理 内視鏡的にみた正常嚥下 内視鏡の仕組みと操作手技 口腔咽頭嚥下を評価するための内視鏡検査手順 FEES 検査の記録 検査所見の解釈:嚥下障害モデル 耳鼻咽喉科的にみた胃食道逆流症 嚥下障害の治療と管理における内視鏡の利用法 頭頚部癌患者に対するFEES 気管切開患者のFEESによる評価と管理 介護施設入所者の評価,治療におけるFEESの有用性 小児患者の評価・管理のための嚥下の内視鏡検査 嚥下内視鏡検査の安全性 摂食・嚥下障害における臨床診療ガイドラインと治療予後:内視鏡の役割
内容説明
本書はさまざまな分野の臨床家や研究者、学生―特に言語療法と耳鼻咽喉科領域―で、口腔咽頭嚥下障害の患者を評価し治療するために、内視鏡の役割を理解したいと思っている人のために書かれた。このために、しばしば内視鏡の説明を超えて他の手技に言及したり、雑多な病態の嚥下異常に議論が及んでいる。
目次
嚥下障害の治療と評価における内視鏡の役割
鼻、咽頭、喉頭の解剖と生理
内視鏡的にみた正常嚥下
内視鏡の仕組みと操作手技
口腔咽頭嚥下を評価するための内視鏡検査手順
FEES検査の記録
検査所見の解釈:嚥下障害モデル
耳鼻咽喉科的にみた胃食道逆流症
嚥下障害の治療と管理における内視鏡の利用法
頭頸部癌患者に対するFEES
気管切開患者のFEESによる評価と管理
介護使節入所者の評価、治療におけるFEESの有用性
小児患者の評価・管理のための嚥下の内視鏡検査
嚥下内視鏡検査の安全性
節食・嚥下障害における臨床診療ガイドラインと治療予後:内視鏡の役割
著者等紹介
藤島一郎[フジシマイチロウ]
聖隷三方原病院・リハビリテーションセンター長
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。