出版社内容情報
《内容》 住民の生活実態から出る要求をとらえ,憲法25条が保障する国民の権利としての公衆衛生の枠組の中での活動こそ公衆衛生の心の具現であることを提示する。 《目次》 I 生活のすべてにかかわる保健活動 A 住民の生活実態から学んだ活動の基本 B 予防と医療の―体化 C 人間の歴史に学び,住民の実態をつかむ D みんなでつかんだ住民自治と公衆衛生 II 保健婦の仕事 III 保健婦活動の歴史的展開 A 保健婦規則成立までの衛生行政の動向 B 占領政策時代の保健婦活動 C 防疫から結核予防・母子保健対策へ D 公害問題と保健婦の対応 E 保健所の型別再編と共同保健計画 IV 今,なぜ公衆衛生なのか A 公衆衛生と資本主義国家 他