事例から学ぶ保健活動の評価

事例から学ぶ保健活動の評価

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  • サイズ B5判/ページ数 191p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784260331678
  • NDC分類 498
  • Cコード C3047

出版社内容情報

《内容》 近年,保健活動は,自治体の財政難や行政活動の情報公開の流れにより,保健行政もその成果の説明責任が問われる時代となった。今後は,保健活動の科学的評価による有効性や,計画づくりに基づく地域保健活動を展開しなければならない。本書では保健活動の評価を体系的に整理し,様々なレベルで評価を実施している事例を紹介する。    

《目次》
第1章 事例から学ぶ保健活動の評価
【保健活動を総合的に評価する】
 A. 母子保健活動の評価事例
 B. 脳卒中対策の評価事例
【保健事業評価】
 A. 保健所における精神保健福祉活動の評価
 B. セルフヘルプグループの発展過程評価のための視点の検討
 C. 発達障害児療育教室の評価
 D. 保健活動の発展過程の測定
 E. 市町村における母子保健活動の評価項目の作成
 F. グループ育成を目的とした保健事業評価
 G. 思春期保健における性教育モデル事業の評価
 H. 保健所が支援した高齢者の健康づくり事業の展開
第2章 保健活動の評価
 1. 評価の考え方と方法
 2. 保健活動(事業)評価の対象
 3. 定量的評価と定性的評価
 4. 評価の諸側面
 5. 効果評価の倫理性
 6. 評価の体制
 7. 評価の時期
 8. 評価の枠組みと活用例
 9. 実際の組織における評価手順
【座談会】 保健活動の評価
第3章 評価の展開と課題
 A. 質的研究方法の適用
 B. RAPの解説と適用
 C. 住民参加のPlan-Do-See
 D. 保健活動の経済的評価
 E. EBMと公衆衛生活動の限界
 F. 事業評価
【コラム】 ヘルスプロモーション活動の評価

内容説明

本書では、これまで不十分であった保健活動の「評価」を、実践の場において意義があり実行可能な「評価」とするための方策を考える。

目次

第1章 事例から学ぶ保健活動の評価(保健活動を総合的に評価する;保健事業評価)
第2章 保健活動の評価(評価の考え方と方法;保健活動(事業)評価の対象
定量的評価と定性的評価 ほか):第3章 評価の展開と課題(質的研究方法の適用―フォーカスグループの実践を中心に;RAPの解説と適用;住民参加のPlan‐Do‐See―「健康まつえ21」の取り組み ほか)

著者等紹介

平野かよ子[ヒラノカヨコ]
国立公衆衛生院公衆衛生看護学部部長

尾崎米厚[オサキヨネアツ]
鳥取大学医学部衛生学助教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。