出版社内容情報
《内容》 これからの医師にとって不可欠の能力となる医療面接について、具体例を挙げながら初学者にもわかりやすく解説。様々な場面に応用できる基本的な技法の解説に加え、学習法にも触れており、臨床実習やOSCEの前に読むテキストとしても最適。医師として医療現場へと旅立つにあたって携行されるべき最良のガイドブック。
目次
第1章 医療面接を始める前に(医師患者関係;医療面接技法を学ぶ前に理解しておくこと;かかわり行動―受容的な雰囲気を作り出す態度)
第2章 医療面接の技法(面接への導入―患者さんとの出会い;質問―話を引き出す技法;傾聴―耳を傾けて聴くこと ほか)
第3章 積極技法と面接技法の応用(積極技法―医師から患者さんへの働きかけ;こんなときにはどう対応するか;癒しの機能としての医療面接)
第4章 医療面接の学習法(ひとりでできること;グループでの学習;OSCE(オスキー)と医療面接)
著者等紹介
斎藤清二[サイトウセイジ]
1951年新潟県に生まれる。1975年新潟大学医学部医学科卒業。新潟県立がんセンター新潟病院内科研修医、新潟大学医学部第3内科医局長、東京女子医科大学消化器病センター研究生、富山医科薬科大学保健管理センター講師などを経て、1996年富山医科薬科大学医学部第3内科助教授、現在に至る。専攻は消化器内科、心身医学、臨床心理学、医学教育学。主要著書に『内科臨床とこころのカルテ』(共編著:メディカルレビュー社、1999)、『病院の心理臨床』(共著:金子書房、1998)など
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