出版社内容情報
《内容》 内視鏡下手術は低侵襲手術の一環として広く行われているが,そのテクニック修得には従来の外科にはない特殊なトレーニングが必要とされる。本書では著者の開発した簡便なトレーニンググッズを紹介し,併せて内視鏡下の縫合結紮のきめ細かなスキルやコツを懇切丁寧に解説。さまざまなテクニックのヒントが含まれた,ためになる1冊。
《目次》
○総論
第1章 内視鏡下手縫い縫合・結紮に用いられる道具
第2章 内視鏡下縫合・結紮の理論と基本操作
第3章 内視鏡下手縫い縫合・結紮法の基本形
-筆者らが提案する4種の縫合・結紮法
第4章 トレーニングボックス「ラップコーチャー」を用いた
内視鏡外科縫合の練習法
○各論
第1章 消化性潰瘍穿孔手術における縫合・結紮
第2章 腹腔鏡下噴門形成術でのWRAP形成
第3章 胃部分切除,胃腸吻合での縫合・結紮
第4章 腹膜,腸間膜閉鎖時の縫合・結紮
第5章 スリップノット(SLIPKNOT)を用いた肝wedge biopsy
第6章 胆管縫合
第7章 肺瘻閉鎖時の縫合・結紮
第8章 各種メッシュの固定
第9章 胆嚢管の結紮
索引