出版社内容情報
《内容》 光線力学的治療(PDT)はポルフィリン関連化合物の腫瘍組織,新生血管への集積性と,光の励起による一重項酸素の細胞破壊効果を利用したユニークな治療法。従来の物理的破壊治療と異なり,標的組織のみに作用する低侵襲性により,急速に注目を集めている。本書では,臨床各科の最先端の実践的PDTテクニックを余すところなく提示。
《目次》
1. PDTの原理と光感受性物質の動向
2. 肺癌に対するPDT
3. 早期食道癌,早期胃癌に対するPDT
4. 子宮頸部初期病変に対するPDT
5. 脳腫瘍に対するPDT
6. 加齢黄斑変性症に対するPDTの適応と実際
7. PDTの応用と展望
内容説明
“本書を読めば誰にでもPDTができる”を第一目標において編集。内容は、より実践的なマニュアル仕立てとし、治療手順の細目を漏らさず解説し、それぞれの局面における留意事項、失敗しないための工夫を「ワンポイントアドバイス」として、また知っておくと得する知識を「サイドメモ」として掲載し、読みやすさ、使いやすさに配慮した。そして既適応疾患のみならず、適応拡大が期待されている脳外科や眼科領域のセクションを設けるとともに将来の応用と展望についても言及した。
目次
1 PDTの原理と光感受性物質の動向
2 肺癌に対するPDT
3 早期食道癌、早期胃癌に対するPDT
4 子宮頸部初期病変に対するPDT
5 脳腫瘍に対するPDT
6 加齢黄斑変性症に対するPDTの適応と実際
7 PDTの応用と展望
著者等紹介
加藤治文[カトウハルブミ]
東京医科大学主任教授・外科学第一講座
奥仲哲弥[オクナカテツヤ]
東京医科大学講師・外科学第一講座
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