内容説明
人生これからが熟成期、いよいよ始まる団塊世代のセカンドステージを、どう愉しむか。希望・落胆、達成・挫折、満足・失望など喜怒哀楽を充分に経験し尽くした戦後の第一世代には、心豊かに送れる未来が待っている。人生には健康や経済、境遇などとは関係のない豊饒の海が満ちている。ベテラン臨床精神科医が熟年世代に贈る名処方箋。
目次
序章 団塊世代の原風景(スーダラ節;定年今昔 ほか)
第1章 団塊世代の未来像(団塊世代とは;花形だった団塊世代 ほか)
第2章 団塊世代の功罪(家父長制とデモクラシー;教育ママと教師像の失墜 ほか)
第3章 団塊の歴史、米中との関係(日本とアメリカ;日本と中国)
終章 いわゆる老人期を迎えて(熟年の思想と満足死;昭和初期と大正リベラリズムの終焉 ほか)
著者等紹介
武田専[タケダマコト]
1923年、東京生まれ。早大政経中退。1953年、慶応大医学部卒業。精神科医局を経て現在、武田病院理事長、日本精神分析学会名誉会員、精神分析学振興財団理事長、医学博士、株式会社大崎グループ代表取締役会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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