出版社内容情報
《内容》 レオンハルトの業績は非定型精神病との関連や歴史的意義から論じられることが多いが,今日的には,内因性精神病を生物学的な異種性に分類する際に大きな意義をもつ。精神分裂病は現在,DSMにより単一疾患のように扱われており,結果,研究の不一致・遅滞が生じているが,今後のグループ分けに本書は大きな示唆を与える。
《目次》
病相性精神病の臨床像(類循環性精神病を除く)
躁うつ病
純粋メランコリーと純粋躁病
純粋うつ病と純粋多幸症
類循環性精神病
不安-恍惚性精神病
興奮-制止性錯乱精神病
多動-無動性運動精神病
非系統性分裂病
感情負荷パラフレニー
カタファジー
周期性緊張病
系統性分裂病
単一型系統性分裂病
複合型系統性分裂病
カール・レオンハルトの生涯
目次
病相性精神病の臨床像(類循環性精神病を除く)(躁うつ病;純粋メランコリーと純粋躁病;純粋うつ病と純粋多幸症)
類循環性精神病(不安‐恍惚性精神病;興奮‐制止性錯乱精神病;多動‐無動性運動精神病)
非系統性分裂病(感情負荷パラフレニー;カタファジー;周期性緊張病)
系統性分裂病(単一型系統性分裂病;複合型系統性分裂病)
著者等紹介
福田哲雄[フクダテツオ]
生物学的精神医学会世界連合名誉理事長
岩波明[イワナミアキラ]
東京大学大学院助教授・精神医学教室
林拓二[ハヤシタクジ]
京都大学大学院教授・精神医学教室、前愛知医科大学教授・精神科学教室
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