内容説明
―社会には「遅発性の後遺症」が間断なく出現し、現場は、完全ではない制度や仕組みを独自に活用しながら、何とか患者、利用者、まちの人々を支えている―おたがいさま―それはずっと傍にあって知っていたこと。ケアはここからはじまる。地域のリアリティが紡いだ思想。破局の後に、私たちはどう生きてきたか。
目次
第一章 浮き沈む「地域」
第二章 「つながり」を求めて
第三章 コロナ禍と「型」の力
第四章 ケアの「継承」
第五章 病院から見た「地域」
第六章 おたがいさまの「思想」
著者等紹介
鈴木敦秋[スズキノブアキ]
ジャーナリスト、精神保健福祉士。1963年、東京都生まれ。商社勤務を経て、1990年読売新聞東京本社に入社。1994年より社会部記者、以後、医療部にて「医療ルネサンス」などを長く取材、執筆。医療部編集委員を務め、2023年12月退職。2007年に『明香ちゃんの心臓〈検証〉東京女子医大病院事件』(講談社、2007年、のちに文庫化)で第29回講談社ノンフィクション賞(現・講談社 本田靖春ノンフィクション賞)を受賞。2018年に長期連載『いのちの値段』で第7回日本医学ジャーナリスト協会賞優秀賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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