内容説明
複雑な疫学や統計学を初学者にもわかりやすく解説。「トップジャーナル(NEJM、Lancet、JAMA、BMJなど)」に論文を掲載してきた著者による、臨床研究の知識・技術・コツが満載。
目次
第1部 研究の立案(研究の構想;研究のデザイン;倫理的配慮;研究体制の整備;研究計画書の作成)
第2部 研究の運営(研究の運営;研究費の確保と経理)
第3部 データの整理と解析(データベースの構築;統計解析)
第4部 研究成果の公表と活用(論文の執筆)
第5部 研究の実例とトレーニング(臨床研究の実例;京都大学における臨床研究者の養成)
著者等紹介
川村孝[カワムラタカシ]
1954年岐阜県生まれ。1980年名古屋大学医学部卒。医学博士。社会保険中京病院(名古屋)、日本心臓血圧研究振興会附属榊原記念病院(東京)、静岡済生会総合病院にて診療に従事した後、愛知県総合保健センターで総合健診や健康増進に携わる。名古屋大学予防医学教室の助教授時代に文部省短期在外研究員としてマクマスター大学(カナダ)に留学。1999年京都大学保健管理センター(現・環境安全保健機構)教授。2020年同大名誉教授。2021年国立病院機構京都医療センター臨床研究センター客員部長。専門は内科学と疫学。産業医・労務衛生コンサルタントでもある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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