内容説明
母性内科のエビデンスとエッセンス。あなたの苦手意識がなくなる!妊産婦診療を極める!妊産婦に頻発の症候や検査値異常から持病管理までを1冊に。
目次
1章 母性内科総論(妊娠の生理的変化;合併症妊娠に関する産科的基礎知識 ほか)
2章 プレコンセプションケアの実際(背景と現状課題;慢性疾患のスクリーニング ほか)
3章 検査値異常と内科的トラブル(検査値異常;症候別)
4章 主な妊娠合併症(妊娠糖尿病;妊娠高血圧症候群の妊娠中の管理 ほか)
5章 母性内科診療の極み(代謝・内分泌疾患;高血圧・腎疾患 ほか)
巻末付録
著者等紹介
村島温子[ムラシマアツコ]
1982年、筑波大学医学専門学群卒業。虎の門病院での内科研修後、順天堂大学膠原病内科学講座に入局。膠原病患者の妊娠をテーマにしていたことがきっかけで、2002年、国立成育医療センター開設時に母性内科医長として入職。母性診療部長、主任副周産期・母性診療センター長を歴任。一方で、2005年、「妊娠と薬情報センター」を立ち上げ、その後、センター長を併任。2014年に有志と日本母性内科学会を立ち上げ、現在理事長を務める。2024年4月より一般社団法人妊娠と薬情報研究会理事就任。埼玉医科大学リウマチ膠原病科客員教授
三島就子[ミシマシュウコ]
2009年、福岡大学医学部卒業。天理よろづ相談所病院総合内科での研修中に、サブスペシャリティである膠原病女性の妊娠に関心をもち、2015年、国立成育医療研究センター母性内科で村島温子先生のご指導のもと臨床経験を積んだ。2019年、東京都立多摩総合医療センターに入職し、救急・総合診療センターに総合診療を基盤にした母性内科外来を、リウマチ膠原病科にプレコンセプションケア外来を設立。2024年より、妊娠・出産を軸に女性の生涯の健康を支えるため、医療法人せせらぎの運営するクリニックにて母性内科を展開している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。