出版社内容情報
近年，感染症診断法の進歩はめざましい。しかし、検査が充実すればするほど，臨床現場では「病歴」と「診察」が軽視されているように感じなくもない。本来、感染症の診断で最も重要なのは，感染臓器・病原微生物を突きつめることである．そしてこれは，病歴と診察で可能なかぎり検査前確率を高めることによってなされるべきである．「病歴」と「診察」にこだわった執筆陣による“匠の技”を伝授したい．
志水 太郎［シミズ タロウ］
著・文・その他
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
young
1
システム1と2をここまでうまく使い分けて解説しているなんて、勉強になるなる。個人的にはシステムエラーをきたした高齢者の虫垂炎のケースの振り返りがとても学びになった。シマウマ疾患ばかりではなくコモンの見方も書かれていて初学者にもそして中堅にも学びになる一書だと思う。2022/03/27
