出版社内容情報
少子高齢化社会を迎えた日本。このまま行けば医療崩壊は必至である。その崩壊を食い止め、よりよい社会を実現するために医学アカデミアは何ができるか。多分野の識者へのインタビューと世界医学サミット(WHS)京都会合のトピックスをまとめた示唆に富む啓蒙書。わが国の医療崩壊を防ぐヒントがここにある。
目次
第1章 医療界のグローバル・リーダーに聞く(超高齢社会と医療;今こそ医療システムの転換を―ウェイクアップ・コール;医療の力では解消できない健康格差―解決の鍵は早期教育 ほか)
第2章 世界医学サミット(WHS)京都会合2015のトピックス(健康なまちをデザインする;医療ビッグデータ;次世代の医師養成―近未来の医学・医療を牽引するリーダーシップの醸成と医学アカデミアの社会的責任 ほか)
第3章 医学と社会をつなぐ京都大学SPH(京都大学SPH―医療に新しい価値としくみをつくる;学生座談会)
著者等紹介
福原俊一[フクハラシュンイチ]
WHS Regional Meeting Asia,Kyoto 2015会長。京都大学大学院医学研究科社会健康医学系専攻長、医療疫学教授。福島県立医科大学副学長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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