歴春ふくしま文庫<br> ふくしま食の民俗

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歴春ふくしま文庫
ふくしま食の民俗

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  • サイズ B6判/ページ数 207p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784897575704
  • NDC分類 383.8
  • Cコード C0039

内容説明

食べるだけで精一杯の時代、人々は限られた食材でおいしく食べる方法を導いた。福島県各地の庶民から生み出された、食の文化をここに伝える。

目次

第1部 日常(ケ)の食(主食;副食;魚と肉;豆腐と納豆;調味料;冬につくる保存食;食の環境)
第2部 ハレの食(年中行事と食;冠婚葬祭と食;餅と団子;酒(どぶろく))

著者等紹介

近藤栄昭[コンドウエイショウ]
1944年新潟県生まれ。宇都宮大学大学院修士終了。現職、郡山女子大学短期大学部教授。専門は食生活論、食品学。日本伝統品研究会、日本農芸化学会、他所属

平出美穂子[ヒライデミホコ]
1946年栃木県生まれ。福島県立会津大学短期大学部食物栄養科卒業、管理栄養士、会津の食文化研究家。1998年厚生大臣賞受賞『古代中国における荊楚歳時記と会津若松市周辺にみる年中行事』で会津若松市郷土研究奨励賞受賞。2000年『中通りの年中行事と食べ物』で福島民報社出版文化賞受賞。2002年ソロプチミスト日本財団で社会ボランティア賞受賞
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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roatsu

3
先日登った会津駒ケ岳の山小屋の蔵書を読ませていただいた。郷土の本をその土地で読むのは楽しい。現代文明の恩恵に浴さない不便な時代であるがゆえに知恵と工夫を凝らしてできうる限りのものを培った食と生活の歴史を知ることができて興味深い。単なる往時礼賛ではなく、不便さと未開さの中から先人達が長い経験値を経てものにしてきた事物にはやはりそれゆえの価値があるなと思わせる一冊。2014/08/20

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