出版社内容情報
臨床医が外来患者を診療する際に役に立つ精神療法の理論やテクニックについてまとめた解説書。精神療法の位置づけといった基礎的な内容から、患者とのラポートづくりや効果的な面接の技法といった実際の治療でのポイント、臨床でみかける機会の多い疾患の特徴と介入方法まで、米国での長い臨床経験をもつスペシャリストが網羅的に解説。限られた時間でより有効な診療を行う手助けとなるであろう1冊。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ひろか
4
なんとなくシンプルすぎですぐで手に取らなかったが、内容は非常に時機を得ている。日本の臨床家養成の問題点も指摘されている。「CBTってなんとなく、日本に合わないのでは」と食わず嫌いの方にはぜひ一読を。臨床心理士を養成している先生方はマストバイ。2013/01/27
Fuzai
2
若干「アメリカでは~」から始まるいわゆる「出羽の守」感がある自己愛が高そうな文体だったが、内容は平易に感じた。ただ、日本の精神医療の問題点をたくさんあげているが、具体的に明日からどのような行動をとればいいのは示されていなかった。2014/02/11
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- 和書
- わたしは日曜がキライ。