基礎から学ぶ楽しい疫学 (第3版)

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  • サイズ A5判/ページ数 227p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784260016698
  • NDC分類 498.6
  • Cコード C3047

出版社内容情報

疫学の初心者向けの入門教科書。著者一流の切れ味鋭くユーモアに富んだ語り口で,疫学研究の方法論,バイアスの問題,統計処理の方法などの疫学の基礎知識を懇切丁寧に解説。つぎのページをめくるのがワクワクする待望の第3版!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Schuhschnabel

3
主に医学生に向けて書かれているが、公衆衛生に携わっている人、もしくは志している人であれば誰でも読んで損はない内容になっている。特に警察関係者にはぜひ読んでもらいたい。私も疫学という講義を受けたことは受けたが、あまり系統的なものではなかったため、本書は知識の整理に大いに役立った。本文はもちろん読んでいてためになるが、それ以上に脚注が参考になった。特に、「疫学」だの「曝露」だの「期待死亡数」だのという疫学の専門用語の訳語に対する日本語としての違和感には激しく同意する。2018/03/25

dr.noguchi

2
前提知識がない人でも読み進めることができる入門書的な内容である。今のところ疫学の書籍はこれ一冊しか読んでいないが、他の本では伝わらないニュアンスを脚注にて示しているようだ。 ただ入門書的のためかえって説明不足に感じる所もある。こういった箇所はひとまず読み飛ばすのも方法かと思う。たとえば統計の章などはこれだけで理解するのは難しいと思う。この書で紹介している他の書籍でさらに学びつつ、実例に触れるのがよいのかもしれない。2019/02/28

小木ハム

2
疫学とは、人間集団における健康状態とそれに関連する要因の分布を明らかにする学問をいう。例えば『喫煙をすると健康に悪影響を与える』という説を、ではどう証明するのか、どう裏付けていくかを統計的に導くもの。標本は大きければ大きいほど良い。凹凸の凸部だけ掬い上げたって全体像はわからない。内容は教科書チック(というか教科書、一般と間違えて買った)で、初心者を対象にしているとの謳い文句ですが、ずぶの素人である自分には難しかった。10分の1も理解できたかどうか。2017/07/20

yutayonemoto

2
積読していたのを読んだ。理屈はとても良くわかるのだが、頭の中で綺麗にイメージできていない概念がちらほらあるので、縦横無尽に論文を読めるようになったわけではない。自分の専門分野が治療に関する論文が非常に多いことも影響していると思う。2017/01/17

Tatsuya Michibata

2
もっと早くこの本にであっておればと思いました。入門書としてよいのではないでしょうか。脚注等にでているオヤジテイストも私好み。著者とはお友達になれそうな。ただ、アマゾンのレビューをみていると脚注のジョークには批判的なご意見もあるようで。(ああ、私が批判されているような感じ)そこは好みの差でしょうね。(そこまで言わなくていいんじゃ無いというのがレビューへの感想です。)2015/04/13

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