内容説明
認知行動療法、弁証法的行動療法、家族療法…ティーンエイジャーのうつ病患者に対する有効かつ最先端の治療的アプローチを解説。
目次
第1章 思春期のうつ病:評価と治療についての総説
第2章 自殺願望と自殺行動の評価と治療
第3章 効果的治療の重要な要素
第4章 治療の開始
第5章 連鎖分析と治療計画
第6章 行動賊活と感情統御
第7章 認知の再構築、問題解決、対人関係効率化
第8章 治療抵抗性うつ病
第9章 回復とその維持:強化と維持療法
第10章 前進!
著者等紹介
ブレント,デービッド・A.[ブレント,デービッドA.][Brent,David A.]
ピッツバーグ大学医学部児童思春期精神医学学術主任、自殺研究寄附講座主任。うつ病で自殺の危険の高い思春期患者のための治療機関である、危機にあるティーンエイジャーのためのサービス(STAR)センター部長
ポリング,キンバリー・D.[ポリング,キンバリーD.][Poling,Kimberly D.]
STARセンターの臨床プログラム主任で、1987年にセラピストとして同プログラムに参加した。ピッツバーグばかりでなく全米において、治療計画の実施、研修、認知療法のセラピストのスーパーバイザーを担当してきた。認知療法、診断評価、自殺の危険の評価に関する専門家である。ピッツバーグ大学メディカルセンターと同大学心理教育学部の認知療法センターの指導教官の1人でもある
ゴールドステイン,ティナ・R.[ゴールドステイン,ティナR.][Goldstein,Tina R.]
ピッツバーグ大学医学部児童思春期精神医学准教授、臨床心理士。多くの財団や米国政府から研究助成を受けて、若者に対する心理社会的治療計画を実施し、研修を担当し、指導してきた。認知行動療法や弁証法的行動療法を専門としている
高橋祥友[タカハシヨシトモ]
1953年、東京生まれ。1979年、金沢大学医学部卒。医学博士、精神科医。1987~88年度、フルブライト研究員(UCLA)。東京医科歯科大学、山梨医科大学、東京都精神医学総合研究所、防衛医科大学校を経て、2012年より国立大学法人筑波大学医学医療系災害精神支援学講座・教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。