出版社内容情報
歩いて入ってきたあの患者、痛いと言わなかったあの患者、ただの風邪だと思ったあの患者…、外来で何となく胸騒ぎを覚えた時に見逃してはいけないポイントはどこにあるのか。決断の手助けとなるgeneral ruleをまとめた。外来診療で必要とされる臨床決断のプロセスや、症候ごとの診察の視点が、わかりやすくまとめられている。症例も数多く掲載され、実践的な対応を学ぶことができる。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
fseigojp
9
総合内科の時代をつげる好著2015/07/17
圓子
2
頂き物。ひとまず拾い読み。2013/03/03
seizsakaki
2
思い当たるところが満載。自分が駆け出しの医者のころ、患者さんを呼び戻す、のは、しょっちゅうで、でもそれはそれは後に役立った。精神科なので、体の病気で死に直結、はあまりないけれども、主訴を自分がうまく理解できない、思い込みの判断、この二つが診断ミスを呼ぶことはどこも共通、と思った。2012/10/30
furuttto
0
表面的なものだけでなく、本質を見抜くこと。患者(クライアント)がいったことがすべて真実ではない。枕を高くして寝れないなら帰すべきではない。2012/03/24
ym_9
0
成毛眞「面白い本」で紹介されていた本。探偵のように病気を見つけていくのが面白い。若い頃の失敗を忘れていないのもすごい。2023/01/03