対怪異アンドロイド開発研究室

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対怪異アンドロイド開発研究室

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  • サイズ 46判/ページ数 272p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784041143698
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

「おばけは怖くありません。機械ですから」
彼女にはいくつかの優れた機能がある。話題が無限分岐し堆積していく雑談でも自然言語による受け答えができる。ZMPを見極めながら階段や斜面の昇り降りができる。補給なしに六時間以上の連続稼働ができる。ドアノブを掴んで回すことができる。――おばけが見える。
白川研究室は「出る」と言われる場所や噂を調査する対怪異アンドロイド・アリサを開発した。機械の彼女は、呪いも祟りも受け付けない。ゆえに、恐怖心もない――。深夜に山奥の廃村を調査したアリサは、搭載された機能を駆使して、さまざまな異常を検知する。白川教授の研究テーマに興味を惹かれ、初めて研究室を訪問した新島ゆかりが、アリサが持ち帰ったデータを見ると……。
恐怖を感知しない美麗アンドロイドVS.予測不能な「怪異」。第8回カクヨムWeb小説コンテスト〈ホラー部門〉特別賞を受賞した新感覚ホラー・エンターテインメント!

内容説明

白川研究室は「出る」と言われる場所や噂を調査する対怪異アンドロイド・アリサを開発した。機械は呪いも祟りも受け付けない。ゆえに、恐怖心もない―。深夜に山奥の廃村を調査したアリサは、搭載された機能を駆使して様々な異常を検知した。白川教授の研究テーマに興味を惹かれて研究室を訪問した新島ゆかりが、アリサが持ち帰ったデータを見ると…。第8回カクヨムWeb小説コンテスト“ホラー部門”特別賞受賞作。

著者等紹介

饗庭淵[アエバフチ]
1988年生まれ。ゲームクリエイター、イラストレーター。オリジナルゲーム『黒先輩と黒屋敷の闇に迷わない』が話題を呼び、自身でノベライズも手掛ける。2023年、『対怪異アンドロイド開発研究室』(本書)で、第8回カクヨムWeb小説コンテスト“ホラー部門”特別賞を受賞する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

パトラッシュ

147
恐怖を感じない高性能AIを搭載したアンドロイドによる怪異現象調査というアイデアは秀逸だが、多くのロボット漫画に接してきたせいか肝心のアリサにアンドロイドらしさが乏しい。ハードSF的なマシン描写もなく、充電が切れそうなところはエネルギー不足で人形となってしまうアトムと同じだ。そのため様々な怪異と対峙するアリサが女性版ゴルゴに見えてしまうし、生みの親である白川教授も人間的弱さが前面に出て頼りなかった。ホラーと科学は相性が悪いので、もっと振り切ったキャラと容赦ない状況でなければ消化不良に終わってしまう典型例か。2024/02/28

yukaring

77
対怪異のために作られた超高性能アンドロイド・アリサ。呪いも祟りも受けず、恐怖心も持たない彼女が心霊スポットにガンガン踏み込んで怪異を調査する斬新な設定。白川研究室は「怪異を調査するアンドロイドの開発」が専門。白川教授が開発したアリサは怪異検出AIを有した、人間の美少女にしか見えないアンドロイド。彼女は不気味な廃村や異次元駅など異界へ飛び込みデータを持ち帰る。そもそも教授はなぜアリサを使って怪異を集めているのか?アンドロイドジョークなどのユーモアも織り混ぜながらテンポよく語られる新感覚のホラーストーリー。2024/01/20

aquamarine

68
近城大学白川研究室は対怪異アンドロイド・アリサを開発した。人間とほとんど変わらない見た目の彼女は人間同様の作業や雑談ができ電源さえあればどれだけでも動き回れ、お化けが見える。なおかつ機械ゆえに恐怖も感じなければ呪いや祟りなども受け付けない…。分類としてはホラーなのだろうが、教授自身に目的があることがわかるし、様々な怪異と対峙するアリサの言動を楽しんで読み進めた。設定もキャラもよかったが、続編があるのか、ラストが期待していたような収束ではなかったのが少し残念。〇も〇〇も〇〇も…もう少し納得したかった。2024/04/12

ままこ

67
怪異検出AIアリサ。人だと障りがありそうなことや、恐怖を感じぬアンドロイドならではの利点を活かし怪異を調査する。得体の知れない廃村、異界の列車、不吉な女。白川教授が恐怖のトラウマになった出来事はゾッとする。クライマックスは伏線が効いていてその手があったか!全ては明らかになってないので続編もありそう。超高性能を自負する飄々としたアリサのキャラがなんともいい味を出してる。アンドロイド×ホラー。新感覚で面白かった。【第8回カクヨムweb小説コンテスト〈ホラー部門〉特別賞】2024/10/08

猿吉君

64
高性能アンドロイドのアリサがおばけ=怪異の調査をする、のですが解決するわけじゃないところが微妙な感じでした。①途中までは割と面白く読めてヒロインの新島もいい味出していたのですが、後半そもそもなんでこんなことしているのかが判ってからはトーンダウン、惜しい作品です。②アリサ電池の持ちが悪いのはリアル、130キロを動かすのってかなり電気食いそう。点数70/100→かなり癖のある作品でお奨め出来るか微妙、つまらなくは無いのですが、もっと面白く出来たかなと思いました、ホラー系よりもギャグ系にした方が良かったのでは。2024/08/22

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