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出版社内容情報
「数の原子」とも呼ばれる素数。歴代の数学者たちを虜にしてきた、その深遠な世界とは?
・素数はどれだけたくさんある?
・不規則に並ぶ素数。その分布にはどんな意味があるのか
・素数をとらえようとした天才数学者、オイラー。その神業的な着想とは?
・「素数÷4」で何が見えてくる?
・数学史上最大の難問「リーマン予想」と、「深リーマン予想」
・「リーマン予想」の先に待つ、「不自然な数の世界」とは?
気鋭の数学者が「最先端」もまじえながら丁寧に解説する、素数の深遠な世界!
「数の原子」たちの性質をひもときながら、素数が残した未解決問題に挑戦しよう!
内容説明
自然数を構成し、「数の原子」とも呼ばれる素数。2,3,5,7,11,13…不規則に分布するそのさまを、レオンハルト・オイラーは「素数を4で割った余り」で表現した。シンプルな記述から素数の何が見えるのか。天才数学者の業績や着想をたどりながら魅惑の数の性質をひも解くとともに、素数が現代に残した「未解決問題」に挑戦する!
目次
第1章 素数のふしぎ
第2章 オイラーと素数定理
第3章 素数の不規則さとオイラーの着想
第4章 素数の偏り
第5章 重みの意義と役割
第6章 深リーマン予想による解明
付録1 一般のqを法とした偏り
付録2 BSD予想から深リーマン予想へ
著者等紹介
小山信也[コヤマシンヤ]
1962年新潟県生まれ。1986年東京大学理学部数学科卒業。1988年東京工業大学大学院理工学研究科修士課程修了。理学博士。米国プリンストン大学客員研究員、慶應義塾大学助教授、ケンブリッジ大学ニュートン数理科学研究所員、梨花女子大学客員教授などを経て2009年より、東洋大学理工学部教授。専門分野は整数論、ゼータ関数論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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