内容説明
6つの“介入”と21の“スキル”からなるコンコーダンス(調和)の考え方と技術をわかりやすくまとめた最初の1冊。患者の意思決定、服薬支援などに役立つ。
目次
第1章 コンコーダンスとは―医療と患者のライフスタイルとの調和
第2章 コンコーダンスへ向かうための“介入”と“スキル”とは
第3章 コンコーダンス・スキルを活用した“介入”―6種の「鍵となる介入」
第4章 コンコーダンス(調和)のための21スキル
第5章 コンコーダンス・スキルを実践で活用するために
第6章 コンコーダンス・スキルを組織で活用するために
付録 面接用紙(テンプレート)
著者等紹介
安保寛明[アンボヒロアキ]
智徳会岩手晴和病院社会復帰支援科長、看護師・精神保健福祉士
武藤教志[ムトウタカシ]
北斗会さわ病院、精神看護専門看護師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
つなぐ
5
精神病などの慢性疾患の場合、治療者と患者が対等な目線に立って、よりよい人生を歩んでいくにはどうすれば良いか話し合っていく必要がある。例えば、病識のない人に退院後も怠薬をしないように一方的に心理教育しても無駄っていう事がこの本の前提。そこで相手と同じ目線に立って話す時に使えるスキルが21個載せられている。これ出来たら凄いねと思わせる難しいスキルもあり、引き出しとして持っておいたらいつか使えそうというスキルもあり。これらのスキル知ってても、患者理解が深まらないと、結局は患者に届く言葉は出てこない可能性がある2018/07/23
精看探求士
0
これほど自分の引き出しを広げる本が他にあるだろうか?アドヒアランスの先に進もうと提言した本書。治療サイドと患者サイドが寄り添っていくためのコミュニケーションスキルが数多く示されている。精神科以外の看護師、さらには他の職種であっても読みやすく参考になるに違いない。
m shika
0
概念がなんとなくわかった2013/10/01
-
- 和書
- 麻糸で編むバッグ