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NANDA看護診断の基本的理解―心理・社会・行動的領域

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  • サイズ B5判/ページ数 159p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784260001137
  • NDC分類 492.9
  • Cコード C3047

出版社内容情報

《内容》 NANDA看護診断の適用で難しいのは、心理・社会・行動的領域の診断である。本書はヘルスプロモーション、知覚/認知、自己知覚、コーピング/ストレス耐性に分類される看護診断を診断指標や関連因子、危険因子等で表現されている内容を具体例をあげながら個別に解説。NOC-NICへのつながりも事例をあげて解説している。    

《目次》
I 領域1:ヘルスプロモーションに分類されている看護診断
 1 ヘルスプロモーションの領域と類の解説
 2 ヘルスプロモーションの領域と類を理解するのに有用な理論
 3 ヘルスプロモーションの領域と類のアセスメントに理論を応用する
 4 T氏の事例のヘルスプロモーションの領域と類をアセスメントする
 5 領域1:ヘルスプロモーション,類2:健康管理行動に分類されている
  9個の看護診断
II 領域5:知覚/認知に分類されている看護診断
 1 知覚/認知の領域と類の解説
 2 T氏の事例の知覚/認知領域および類をアセスメントする
 3 領域5:知覚/認知の類4:認知に分類される理解が難しい5個の看護診断
III 領域6:自己知覚に分類されている看護診断
 1 自己知覚の領域と類の解説
 2 自己知覚の領域と類を理解するのに有用な理論の解説
 3 T氏事例の自己知覚領域と類をアセスメントする
 4 領域6:自己知覚に分類されている9個の看護診断
 5 自己知覚の4つの看護診断を事例から考える
IV 領域9:コーピング/ストレス耐性に分類される看護診断
 1 類2:コーピング反応を理解するためにストレス-コーピング理論を知る
 2 T氏の事例のコーピング/ストレス耐性の領域と類をストレス-コーピング
  に関する理論を適用しながらアセスメントする
 3 コーピング反応に分類されている5個の看護診断を理解する
V 食道癌事例のNANDA看護診断“非効果的コーピング”の看護成果と看護介入を考える
 1 食道癌事例の13領域のアセスメントおよび全体像を見ておく
 2 T氏の“非効果的コーピング”の定義,診断指標,関連因子を見ておく
 3 T氏の“非効果的コーピング”に対する看護成果を考える
 4 NIC分類法からT氏の“非効果的コーピング”および看護成果に
  対する看護介入を選択する
索引

内容説明

心理・社会・行動的な看護診断では、定義の意味内容の抽象度が高く、診断指標や関連因子も、アセスメントが難しい用語や患者現象が使用されているために理解が困難である。そこで、このような心理・社会・行動的な看護診断をわかりやすく理解するために、診断概念の背景に存在している理論やモデルの理解を深めることも含めて解説することにした。本書では13領域の中でも、とりわけ、心理・社会・行動的な領域である、領域1:ヘルスプロモーション、領域5:知覚/認知、領域6:自己知覚、領域9:コーピング/ストレス耐性、の4つの領域に分類されている類と各看護診断を解説する。

目次

1 領域1:ヘルスプロモーションに分類されている看護診断(ヘルスプロモーションの領域と類の解説;ヘルスプロモーションの領域と類を理解するのに有用な理論 ほか)
2 領域5:知覚/認知に分類されている看護診断(知覚/認知の領域と類の解説;T氏の事例の知覚/認知領域および類をアセスメントする ほか)
3 領域6:自己知覚に分類されている看護診断(自己知覚の領域と類の解説;自己知覚の領域と類を理解するのに有用な理論の解説 ほか)
4 領域9:コーピング/ストレス耐性に分類される看護診断(類2:コーピング反応を理解するためにストレス‐コーピング理論を知る;T氏の事例のコーピング/ストレス耐性の領域と類をストレス‐コーピングに関する理論を適用しながらアセスメントする ほか)
5 食道癌事例のNANDA看護診断“非効果的コーピング”の看護成果と看護介入を考える(食道癌事例の13領域のアセスメントおよび全体像を見ておく;T氏の“非効果的コーピング”の定義、診断指標、関連因子を見ておく ほか)

著者等紹介

黒田裕子[クロダユウコ]
1977年徳島大学教育学部看護教員養成課程卒業。北里大学病院脳神経外科病棟勤務、聖カタリナ女子高等学校衛生看護科・専攻科、日本赤十字社医療センター脳神経外科病棟勤務を経て、聖路加看護大学修士課程修了(看護学修士号取得)、卒業後、日本赤十字中央女子短期大学講師を勤め、1988年聖路加看護大学大学院看護学研究科博士後期課程に入学、1991年同大学大学院修了(看護学学術博士号取得)、同年より、東京医科歯科大学医学部保健衛生学科看護学専攻・助手(学内講師)として勤務、1993年より日本赤十字看護大学助教授、1995年同大学教授として勤務、2003年4月より北里大学看護学部教授及び大学院修士課程・博士後期課程に2004年4月より開講のクリティカルケア看護学教授として勤務
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