内容説明
江戸蕎麦の技がここに開花。季節の素材で作る変わり蕎麦61種。
目次
1章 さらしな蕎麦は、どのようにして生まれたか(なぜ「手打ち蕎麦」のほうが、機械蕎麦よりおいしいといわれるのか?;蕎麦粉について ほか)
2章 さらしな蕎麦を作る(準備1・道具を選ぶ;準備2・木鉢を固定する ほか)
3章 色物・変わり蕎麦を作る(通常の「蕎麦がき」の作り方;「ゆるめの蕎麦がき」の作り方 ほか)
4章 蕎麦汁を作る(かえし;出汁を引く ほか)
著者等紹介
藤村和夫[フジムラカズオ]
四代目 布屋源三郎。1930年、東京・中央区有楽町生まれ。元〈有楽町更科〉四代目当主。蕎麦作りの技術に関する豊富な知識とユニークな語りには定評がある。現在、執筆活動のほか、江戸蕎麦の伝統を伝える講座「江戸ソバリエ」の講師などで活躍中
金子栄一[カネコエイイチ]
七代目・布屋萬吉。1955年9月、東京・港区芝大門生まれ。味の素ゼネラルフーズ勤務を経て、81年、家業〈芝大門・更科布屋〉専務取締役に就任。2005年、同社代表取締役社長に就任、七代目・布屋萬吉として現在に至る。江戸老舗蕎麦店の若旦那勉強会「木鉢会」副会長を二期歴任
石森英三郎[イシモリエイザブロウ]
吉野屋・五代目。1974年1月、東京・中野区生まれ。94年、家業を受け継ぐべく“石森製粉”に入社。工場で七年間、製粉について修行し、その後、営業活動を行いながら、蕎麦の研究や新商品などの開発に専念。現在は、蕎麦産地に出向き、種実の質の向上と新たな発見を目指しての栽培研究などに日々研鑽中である。また蕎麦粉研修会の講師として、江戸・さらしな蕎麦の木鉢の「湯ごね」はもちろん、「水回し」から「寄せ、延ばし、たたみ、切り、ゆで」までの蕎麦打ちをも指導している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。