出版社内容情報
スーパーから国産の「鮮魚」が姿を消し、かつて安価だった輸入海産物も円安と国際競争で高騰しています。
漁業現場は燃料費の負担増加で疲弊し、水産加工場や漁船は外国人労働力頼りで、日本人漁師は減少の一途です。
日本周辺の漁業水域は外国漁船に占有され、日本の漁場を巡る問題は国の安全保障にも直結しています。
本書は「日本漁業衰退の真因」に迫り、食卓と水産業の未来を考えるための必読書です。
【目次】
内容説明
かつて危惧されたサカナ(資源)、ヒト(労働力)、カネ(資本)のグローバル化は、すでに現実になっています。もはや過去の姿に戻すことはできません。しかし、メディアは問題を単純化・矮小化しがちで、つくり話同然の言説まで広まっています。本書では、厳しい現状を正面から見つめ、それを前提に、次世代の水産業をどう創造するかを考えます。
目次
序章 日本産が鮮魚売り場から消える
1章 なぜ、日本漁業は衰退したのか
2章 資源管理で迷走する漁業政策
3章 養殖業は救世主か?
4章 激変する魚食と、生命線の「鮮魚」
5章 見誤ってはならない漁協の役割
著者等紹介
濱田武士[ハマダタケシ]
1969年3月生まれ。大阪府出身。北海道大学大学院修了、東京海洋大学准教授を経て、2016年4月より北海学園大学経済学部教授。著書に『伝統的和船の経済―地域漁業を支えた「技」と「商」の歴史的考察』(農林統計出版、漁業経済学会奨励賞受賞)、『漁業と震災』(みすず書房、漁業経済学会賞受賞、日本協同組合学会賞受賞)、『福島に農林漁業をとり戻す』(みすず書房、日本協同組合学会賞学術賞(共同研究/共著)、『魚と日本人 食と職の経済学(岩波新書)』(岩波書店、水産ジャーナリストの会大賞、辻静雄食文化財団第8回辻静雄食文化賞)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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