出版社内容情報
お米が売れない現代日本。
お米は国民食、アイデンティティと言われ、かつては大人が
年間で120㎏ほど食べていたのが今ではその半分にも満たないのです。
米の消費量が減れば農家は困窮し、農地は減り、景観は崩れ、
食の安全は脅かされます。
そんな現状を打破するため、原宿で3代続く米屋の店主が、
現代社会の問題を反映しつつ「コメを売る」方法を伝授します。
内容説明
知れば知るほど深くて面白い。日本の米はまだまだ可能性がある!
目次
序章 米は農産物か、商品か
1章 消費者の意識を変えるために
2章 「商品」としての米を分析する
3章 実践編 産地が米を適正価格で売るにはどうすればいいのか?
4章 事例集 引く手あまたの品種・産地・生産者の特徴
5章 お米のこれからを語ろう 新しい希望の取り組み
著者等紹介
小池理雄[コイケタダオ]
小池精米店3代目代表。1971年、東京都渋谷区生まれ。明治大学文学部史学地理学科卒業。書籍編集者、コンサルタント業を経て、2006年に事業を承継する。産地の様子を見て回り、生産者の声を集め、消費者に丁寧に説明する提案・対話型の米販売が実を結び、代表に就任してから売り上げを3倍に伸ばす。消費者向けのワークショップ「お米ゼミ」をはじめ、お米の魅力を伝えるべくイベントを開催。生産者や飲食店、行政、JAに向けた講演も精力的にこなす。生産者や産地に対し、販売方法等に関するアドバイザーとしても活動中。テレビやラジオ、新聞やウェブメディア等、多岐の媒体にわたり出演。「楽しくなければお米じゃない」を合言葉に、お米の新しいあり方を常に模索し続けている。五ツ星お米マイスター、東京米スター匠(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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Kuny
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