出版社内容情報
国連は2025年を通算2回目となる“国際協同組合年”と定め、その存在意義や価値があらためて見直されています。日本には生協(COOP)・農協(JA)・漁協(JF)・森林組合・労働者協同組合など、多種多様な協同組合があり、わたしたちの生活に深く根を下ろしています。そうした日本の協同組合の歴史・全体像・課題などを予備知識なしでも学べるよう、わかりやすく解説。はじめて協同組合に触れる社会人・大学生におすすめの1冊です。
内容説明
歴史、世界、制度、地域、連帯、課題。
目次
第1章 今、世界が注目する協同組合(国連の期待を集める協同組合―国際協同組合年、SDGs;ユネスコによる評価と2度目の国際協同組合年 ほか)
第2章 協同組合のあゆみ(協同組合はなぜ生まれたのか?;協同組合はこうして生まれた ほか)
第3章 さまざまな人々の願いを実現する協同組合(消費者と協同組合;農業者と協同組合 ほか)
第4章 社会問題に立ち向かう協同組合(新自由主義と協同組合;ライフプランと協同組合 ほか)
第5章 協同組合が抱える課題(協同組合とガバナンス;協同組合と教育 ほか)
著者等紹介
杉本貴志[スギモトタカシ]
1963年愛知県生まれ。慶應義塾大学大学院経済学研究科博士課程満期退学、関西大学商学部教授、日本協同組合学会会長、2025国際協同組合年記念大阪国際協同組合研究シンポジウム実行委員長、協同総合研究所理事、非営利協同総合研究所いのちとくらし理事、くらしと協同の研究所常任理事、吹田市教育委員
北川太一[キタガワタイチ]
1959年兵庫県生まれ。鳥取大学、京都府立大学、福井県立大学の勤務を経て、2020年4月より摂南大学農学部教授。福井県立大学名誉教授。放送大学客員教授、くらしと協同の研究所常任理事、JA共済総研客員研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
小池 和明