出版社内容情報
トランプ大統領の誕生など「ポスト・トゥルース」が指摘される時代に、意図的/非意図的に流通されるニュース・言説の「ファクト」を客観的に検証するジャーナリズムの新たな手法「ファクトチェック」についての、日本初の概説書。
内容説明
トランプ大統領の発言の8割は「真実」とは言えない―「ファクトチェック」と呼ばれる真偽検証により、アメリカのジャーナリズムはそう判定した。ファクトチェックは、政治家の発言やマスメディアの報道、ウェブ上で広く流布されている情報など、社会に重要な影響を与えうる言説を対象とする。もちろんこの“道具”は、ジャーナリストだけのものではない。誰もがその担い手となりうる。ファクトチェックの作法と原則を紹介する、日本で初めての概説書。
目次
第1章 ファクトチェックとは
第2章 基本ルール
第3章 国際的な潮流
第4章 日本でファクトチェックは広がるか
著者等紹介
立岩陽一郎[タテイワヨウイチロウ]
1991年一橋大学卒業、NHKでテヘラン特派員、社会部記者、国際放送局デスクを務め、「パナマ文書」取材に中心的に関わった後にNHKを退職。米アメリカン大学客員研究員を経て、NPO「ニュースのタネ」編集長および「ファクトチェック・イニシアティブ(FIJ)」の理事として調査報道やファクトチェックに取り組む
楊井人文[ヤナイヒトフミ]
慶應義塾大学総合政策学部卒業後、産経新聞記者を経て、弁護士登録。2012年、日本報道検証機構を設立し、メディアの誤報検証サイト「GoHoo(ゴフー)」を開設。17年、FIJを立ち上げ、事務局長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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