アジ研選書
ハイチとドミニカ共和国―ひとつの島に共存するカリブ二国の発展と今

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  • サイズ A5判/ページ数 200p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784258290482
  • NDC分類 302.593
  • Cコード C3322

出版社内容情報



山岡加奈子[ヤマオカカナコ]
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目次

序章 イスパニョーラ島研究事始め
第1章 開発―長期的発展経路と決定的な分岐
第2章 政治―政治体制比較と政治発展過程
第3章 経済―ハイチの停滞とドミニカ共和国の成長
第4章 社会政策―人々の暮らしと保障
第5章 国際関係―イスパニョーラ島の分断と大国との関係
終章 ハイチとドミニカ共和国―なぜ分かれ、なぜこれほど異なる国になったのか

著者等紹介

山岡加奈子[ヤマオカカナコ]
アジア経済研究所地域研究センターラテンアメリカ研究グループ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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moti moti

1
歴史的な事情があるにせよ、やっぱり2人の独裁者のタイプの違いが、今日の2カ国間の違いに決定的な影響を与えているように思えた。しかし、排除と差別をナショナルアイデンティティとしてしまったドミニカ共和国は、今は良くても長期的にはどうなんだろう。ハイチはなんか救いがない。海外移民からの送金と、海外からの支援で持ち堪えているって感じ。あえて言うなら、経済指標には現れない小商(主に女性達による)がハイチを支えているというのが唯一の希望か。ハイチを多少なりとも応援するため、今後ラム酒はバルバンクールにしよう。2023/05/31

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