研究双書<br> パキスタンにおける政治と権力―統治エリートについての考察

研究双書
パキスタンにおける政治と権力―統治エリートについての考察

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  • サイズ A5判/ページ数 346p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784258044153
  • NDC分類 312.257
  • Cコード C3031

目次

第1章 総論―パキスタンの主要政治エリート(パキスタンの政治過程と政治エリートの変遷;大土地所有者層;軍;官僚;宗教勢力;産業資本家層)
第2章 パキスタンにおける大土地所有者―農業政策との関係を中心として(農業経営の特色と大地主・富農層;農業政策の変遷;価格・補助金政策変更の農村への影響)
第3章 パキスタンにおける政治と軍(軍部の意思決定の主要因;軍政史)
第4章 パキスタンの連邦制と官僚制度―民族問題の視点から(パキスタンの連邦制度と民族問題;パキスタンの官僚制度と民族構成;パキスタン財政の中央集権的性格)
第5章 政治エリートとしての宗教勢力(宗教社会的エリートとしてのウラマー;政治エリートとしてのウラマー)
第6章 産業資本家層―歴代政権との対応を中心として(ムスリム資本の出自;産業資本家層と歴代政権の対応)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Kenji Suzuya

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1992年の時点で、大土地所有者、軍、官僚、宗教勢力、産業資本家といった勢力に焦点を当てて分析している。総じて、個別の論文部分よりも総論部分の方が有益である。特に官僚制については、パキスタンでは軍と並ぶ2大政治勢力であるのだが、記述はほとんどが連邦と州の比較や関係にあてられており、肝心の官僚制についての記述はまったく不十分であった。2014/06/26

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