感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
出世八五郎
16
子供の時、ある想像をしたことがある。人間の細胞の奥深く原子の更に奥は宇宙とつながっているのではないか?限りなくミクロに近づくとマクロに近づき、その逆も同じ。そして、人間の身体を形成している細胞それ原子一つ一つが宇宙を形成し、そこにも地球のようなものが存在し、人類のような知識生命体が存在するのではないか?逆にこの宇宙もある巨大な生命体の細胞の原子の一つなのではないか?・・・本書も似たようなことを語ってたと思う。多分、本書を読むのは初めてだと思う。ただ、主人公が風化したコマ画は見たような気がする。2015/12/19
奇月針
5
続きを読みたい。2019/02/09
窪
1
ちょっと想像を遥かに越え過ぎていて言葉が見つからないですね…。細胞の集合体から宇宙ができて、宇宙の集合体から細胞がというループ、そして何度も繰り返す歴史のループ。始まりと終わりのない物語。 未来都市や生命進化の描写が凄まじい。これが手塚治虫なんだな。2021/01/24
eiichiroh
0
AIに支配される人間。AIの意志のまま動き核戦争で人類は滅亡する。残されたマサトは不老不死となり神という存在になる。ひとりだけ残される不老不死はつらい。人間は一人では生きていけない。より良くなるために存在する、マサトのような存在は実際にいるんじゃないかと僕は思っている。この世界観がとても好きだ。2020/03/06
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