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内容説明
翼のある人がいる。空を飛べるだけでなく、なぜか、自由奔放な性格をも備えている。自在はるかは、そんなイカロスのひとり。だが、その気ままな生活は激変した。イカロスを社会の不穏分子とみなし、規制する法律が成立したのだ。はるかは、なにか不気味な勢力が動き始めたことを知る。追われたイカロスたちは立ち上がる。だが、事態は思わぬ方向へ。イカロスの歴史に新しい幕が上がる。
著者等紹介
小川一水[オガワイッスイ]
1975年生まれ。射手座のB型。作家。技術のリアルさを追求しながらも、笑いを取ることを忘れない、明るく楽しく人を食ったSF路線を目指す。宇宙作家クラブ会員
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
こら
16
空を飛びたい、という永遠のテーマを政治を絡めつつシミュレートした感じのお話。粗はあるけど、各章ごとにきちんと見せ場があり、なんやかんやで飽きさせない展開。そしてさらに大きな展望が広がるエピローグ。もしこうだったらどうなるの?というifをワクワクしながら楽しめるのはSFの醍醐味だなぁ。いや、おもしろかったです。2016/02/29
作楽
11
さすが小川さんですね!面白い~~。じゃっかんイカロスたちの性格や「逃げる」傾向にん~?とは思ったものの、物語の展開が面白いので、すかっと読み終えました。2016/04/26
ist
8
小川一水初読み。最初からは考えられないくらい話が大きく展開していく。人間とイカロスなど、異なる者たちの関わる物語は大好き。政治劇、過熱する報道、警察自衛隊との正面衝突などどんどんシリアスになっていくんだけど、風呂敷の畳み方には心地好さと爽やかさが感じられる。クラークの幼年期の終わりや、仮面ライダーアギトを思い出して震えた。2013/11/23
まみり
6
KindleUnlimitedにて読んでいましたが、7割くらいで挫折。やっぱ変わるものですね。2017/01/23
けいちゃっぷ
4
希望に溢れるラストはいいな~。 2005/12/03
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