出版社内容情報
戦後日本国家の特殊な構造??企業社会・自民党政治・小国主義をあきらかにする
内容説明
安保闘争の衝撃を受けて、自民党政権が復古主義から経済成長促進の政治への転換を余儀なくされ、形成された企業社会の支えをえて「安定」し保守支配の構造ができ上がる時期を歴史的に描く。
目次
1 戦後日本国家の特殊な構造―企業社会・自民党政治・企業主義国家(戦後保守支配の構造;現代日本社会の権威的構造と国家―企業支配の形成;日本企業社会・異常な繁栄の秘密;企業社会と社会民主主義;現代日本国家の特殊な構造)
2 自民党「戦後型政治」の形成と構造(保守合同と自由民主党の結成;保守政治と革新自治体;自民党政治の転換と「戦後型政治」の展開;戦後型政治の形成と農村―高度成長・農村・民主主義;戦後史のなかで大震災・原発事故と復旧・復興を考える)
著者等紹介
渡辺治[ワタナベオサム]
一橋大学名誉教授。1947年東京都生まれ。1972年東京大学法学部卒業、73年4月より79年3月まで東京大学社会科学研究所助手、79年10月より同研究所助教授、1990年4月より一橋大学社会学部教授、2000年4月より10年3月まで同大学大学院社会学研究科教授、この間、2004年12月より06年11月まで同大学院社会学研究科長・社会学部長、2010年名誉教授。2001年より10年まで東京自治問題研究所理事長。2012年より15年まで日本民主法律家協会理事長。2004年より「九条の会」事務局(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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