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内容説明
一番手の宇宙船が彗星めざして出発したとき、美紀たちはやっと衛星軌道上で、ダイナソアを核とした遠距離宇宙船の建造にとりかかったところだった。勝負に持ち込むためには急がねばならない。訓練中の学生まで作業要員に組み込んで、マリオとヴィクターの指揮の下、突貫作業が続いた。ついに、宇宙船プシキャットは完成した。だがその時、キャプテン・デュークの健康状態という思わぬ難題が持ち上がった。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たこのまくら
2
再読。やっぱり好きなんだねえ。いろんなことが細部まで書かれているもの。だから、中巻も半分ほどが過ぎてようやく彗星に向けて発進、なんて展開になったのかな?まあとにかく。宇宙空間での挙動とか地球圏を離れることの大変さなんかを再確認できる。…それにしても、イオンエンジン…!2012/06/06
AD794
2
刊行当時はまだSF舞台装置だったイオンジェットが、はやぶさに搭載されて、無事に帰ってくる世の中になったことを考えながら読むと、本の中の話とは言えそこにリアルを見つけられて、なんともいえない感慨があります。2010/06/18
カン
1
再読2019/10/21
カン
1
堪らなく読みたくなって再読。2017/06/25
やまだ
1
上巻は一冊使って彗星争奪戦の発端を書いていたがこの巻はほぼ一冊使って宇宙船の組み立てに使っている。宇宙船は一日にして成らずを現しているんでしょうけど少しテンポが悪い。とはいってもアクシデント続きの組み立てシーンはいい年したオッサンがやる文化祭の準備の様な感じで楽しいしワクワクする。レースだけではなく電子戦まで始まったがどんな決着が付くんでしょうか。2012/06/13