内容説明
本書では帆船から機帆船による捕鯨船時代にはじまり、軍艦旗と共に発展する海外貿易、ペリーの日本来航、さらに鋼鉄船による太平洋時代へと、若きアメリカの姿を記載。
目次
貿易は軍艦旗のあとに従う
最後の帆船時代
ペリー艦隊の日本来航
南北戦争と海軍の活動
海洋国家アメリカの発展
米西戦争
太平洋時代の序曲
感想・レビュー
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Tomozuki Kibe
2
帆船時代とはずれてはいるが、アルジェリア戦争からグレートホワイトフリートに至るまでの19世紀から20世紀初頭までの海軍から見たアメリカ史。1812年戦争の歴史的意義、ハンプトンノーズの戦いばかり取り上げられる南北戦争の海戦についてこれほど詳しく書かれている本も珍しい。時々作者が自分の政治観を語るのがうっとおしくもあるが、なんにせよ司馬遼太郎お墨付きの一冊。2019/08/17
sekaisi
0
実読時間11時間 独立戦争、英米戦争(プラス仏)、南北戦争の海戦が解りました。日本は中国侵略の時、北軍の河川戦略を参考にすればよかったのに。2015/11/06
たけぽん
0
下巻ではペリー艦隊と日本開国、南北戦争、米西戦争を経て日露戦争後の1908年、大艦隊の世界周航まで。2012/02/27