航空戦史シリーズ<br> 陸軍航空隊全史

航空戦史シリーズ
陸軍航空隊全史

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  • サイズ 文庫判/ページ数 391p/高さ 15X11cm
  • 商品コード 9784257170907
  • NDC分類 391.28
  • Cコード C0131

内容説明

海軍航空隊の活躍ぶりは華々しく紹介され、多くの書籍が世に出ている。それだけに陸軍航空隊の働きは、その陰に穏れてしまった感がある。だが彼らの働きもまた歴史に残るものがある。そこでその誕生期から8月15日の最期までを作戦別に詳述したのがこれである。

目次

第1章 あけぼの
第2章 太平洋戦争の勃発
第3章 好取り組みの時代
第4章 押し戻される日本軍
第5章 苦境にたつ日本空軍
第6章 ああ、特攻
第7章 空挺部隊かく戦えり
第8章 本土防空作戦
第9章 沖縄特攻
第10章 本土決戦

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Tomozuki Kibe

3
日本陸軍航空隊、という主役になることが少なかった組織に注目した書。そも日本では航空隊と言えば専ら海軍だが、彼らは太平洋戦争の実質主役になったし、また撃沈という華々しい戦火で彩られる。その点日本陸軍の主役は歩兵であり続けたし、地上爆撃は明確な戦果が記録できない。その日陰者の陸軍航空隊に注目。洋上飛行が苦手な陸軍機が太平洋で苦戦を強いられているさま。さらに百式司偵の評価がやたら高い一方、一般では名機の評価が強い飛燕や疾風への得点も辛い。なにより「軍神」加藤の評価はコテンパンだ。面白い切り口で描かれた戦史。2020/06/04

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