内容説明
電通のCMクリエーターである筆者が、30年近くかかわって来たTVCMの世界。
目次
歯医者だーい嫌い! 三浦武彦さん
マイ・ネーム・イズ・TV 安西俊夫さん
プレゼンは格闘技だ! 北沢敬さん
オレは社内のコメディアン 斉藤翔三さん
わが名は「小国さん」 松本昭さん
カール・ルイス敗北す カール・ルイスさん
男は黙ってロケーション 三船敏郎さん
マダムより愛をこめて 岸恵子さん
口紅をめぐる大冒険 薬師丸ひろ子さん
気楽な稼業と呼ばないで… 倉本聡さん〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kokada_jnet
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1992年刊。石上三登志が本名の今村昭名義でかかわった、電通でのCMの仕事の回想記。1988年から91年に「月刊小説」に連載したものが主。60年代の「レナウン・イエイエ」の話や、三船敏郎出演の札幌ビールCM。室田日出男・川谷拓三がイケイケ時代にニッカ・ウィスキーのCMに出した話。新人の薬師丸ひろ子の資生堂のCMの話。カーク・ダグラスのマキシムのCMに、レイ・ブラッドベリを共演者として出したのはすごい。他にヘンリー・マンシーニ、アーサー・ヘイリー、ジョン・バリ―、スコット・カーペンター(宇宙飛行士)も出演。2025/06/28
kokada_jnet
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なお、2016年に電通のビジネス情報サイト「電通報」に、石上三登志氏(本名:今村昭)の広告マンとしての仕事についての連載評伝が掲載されていたが。現在はデータが消えていて、魚拓された箇所しか読めないようだ。>>日本のテレビCM史の流れを変えた異才 ― 今村昭物語(14) | ウェブ電通報 https://gyo.tc/1MRuW2025/06/29