内容説明
本書は、ベトナム戦争の略史ならびに種々の戦闘の概要を記載したものです。
目次
第1章 戦争の概要
第2章 戦争に参加した国々とその軍隊
第3章 戦争に登場した陸上兵器
第4章 戦争に登場した航空兵器
第5章 戦争に登場した海上・水上兵器
第6章 戦争に登場した新兵器
第7章 戦闘の実態
第8章 ウエポンシステムのデータシート・25
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
イプシロン
31
戦争・軍事・兵器を立て分けて考えるなら、本書はベトナム戦争における軍事と兵器について触れたものといえる。したがって血生臭さは薄いが、副題にあるとおり兵器に関してはそれなりに詳細である。しかし、資料入手性からほぼすべての記述がアメリカ視点であることに注意が必要である。「兵器ハンドブック」と副題されているにも関わらず、記述に間違いや誤植があるのが残念なところ。F-4ファントムⅡに固定武装がついたのはE型からであり、本著のD型からというのは間違い。また、M16小銃の口径が5.62mmと誤植されていたりもする。2020/12/25
ねんこさん
0
ベトナム戦争の推移と主要な作戦、参加国の戦力と登場した兵器を簡潔ながらも要点を抑えて解説した一冊。ベトナム戦争の入門用にはうってつけの一冊です。2010/01/17
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- 和書
- 不幸体質 新潮文庫