出版社内容情報
「韓国語ではたらきたい!」
AI翻訳が著しく進化するなかで、これから韓国語をつかってはたらきたい人のために。
さまざまな職業の実体験や、言語学者が考えていることまで、具体的なエピソードやことばの例がいっぱい!AI翻訳とは異なる、TPO(時・場所・場面)に合わせた「ふさわしい」韓国語とは?
巻末には「学習者のためのキーワード索引」も掲載。
「漢字語」や「中級」といった定番のものだけでなく、「好き」「不安」「おもしろい」「経験する」といったリアルな感情や行動を探しつつ、好きな角度からも読めるようになっています。
「中級以上」をめざす学習者のみなさんに、ヒントやエールがたくさん詰まった一冊です。
【内容の一部】
●外交官はどうやって韓国語を勉強した?
●字幕翻訳家のセリフの訳し方
●留学なしで韓国の特派員になった記者
●韓国語関連の出版社からみた市場分析
●政治学における翻訳の問題
●学習法の研究者によるおすすめの韓国語学習法
●言語学者がテストの採点で悩むこととは?
●SNS上にひろがる自由で創造的な韓国語
●これからの韓国語教育とデジタル革命
●朝鮮半島だけじゃない、朝鮮族や高麗人と呼ばれる人びとの言語について
●非母語を学ぶこと、母語から離れること
内容説明
韓国語ではたらきたい!12人のプロたちが語る「ことば」との出会いや葛藤。
目次
第1部(奥奈津子 外交と韓国語;成川彩 映画字幕翻訳から考える日本語と韓国語のセカイ;大貫智子 言語のプロでない記者が外国語を身につける楽しさ;浅見綾子 韓国語教材の編集のセカイかた韓国語学習者へのメッセージ;浅羽祐樹 「ことば」と政治・外交)
第2部(木下瞳 韓国語の「楽しさ」を見つけるための学習方法を考える;黒島規史 沈黙は金、雄弁は銀?―韓国語初級文法の深みと教員の葛藤;林〓情 「社会語用論」の窓から見る韓国語のセカイ;新井保裕 SNS×KOREAN 母語話者を超える韓国語セカイへ;林鐘厚 日本の韓国語教育セカイを散策しながら)
第3部(梁紅梅 中国朝鮮族の移動と言葉;辻野裕紀 逃避と幸福の言語論)
著者等紹介
浅羽祐樹[アサバユウキ]
同志社大学グローバル地域文化学部教授
朴鍾厚[ボクショウコウ]
同志社大学グローバル地域文化学部准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。