自炊者になるための26週

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自炊者になるための26週

  • 三浦 哲哉【著】
  • 価格 ¥2,178(本体¥1,980)
  • 朝日出版社(2023/12発売)
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  • サイズ 46判/ページ数 336p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784255013602
  • NDC分類 596.04
  • Cコード C0077

出版社内容情報

さっと買って、さっと作って、この上なく幸福になれる。
「トーストを焼くだけ」からはじまる、日々の小さな創造行為。

おいしさと創造力をめぐる、全くあたらしい理論&実践の書!

“面倒”をこえて「料理したくなる」には、どうしたらいいでしょう。
“ほぼ毎日キッチンに立つ”映画研究者が、その手立てを具体的に語ります。

・大方針は、「風味の魅力」にみちびかれること。
「風味」=味+におい。自由に軽やかに、においを食べて世界と触れ合う。
そのよろこびで料理したくなる。人間のにおい解像度は犬並み? 
最新の科学研究た?けて?なく、哲学、文学、映像論の重要テクストを手か?かりに、知られざる風味の秘密に迫ります。

・目標は、素材から出発して、ささっとおいしいひと皿が作れるようになること。
1週に1章、その週の課題をクリアしていけば、26週=半年で、だれでも、すすんで自炊をする人=自炊者になれる、がコンセプト。

蒸す、煮る、焼く、揚げる「だけ」のシンプル料理から、「混ぜる」「組み合わせる」、さらに魚をおろして様々に活用するまでステップアップしていきます。
日本酒とワインの新しいあり方、買い物や献立てに悩まないコツ、家事分担も考えます。

・感覚を底上げする、「名曲」のようなレシピを40以上収録しています。
「ヤンソンの誘惑」「鶏肉とパプリカ」「山形のだし」「麦いかのフリット」等々、素朴だけど、素材と出会いなおすような感動のあるものばかり。古今東西の料理書を読みこんだ著者ならではのベストチョイスです。
より先へ進みたくなった人のための懇切丁寧なブックガイドつき!

内容説明

“面倒”をこえて「料理したくなる」には?“ほぼ毎日キッチンに立つ”映画研究者による、26週(半年間)のメソッド。感覚を底上げする「名曲」のようなレシピ40以上。ブックガイドつき。「ヤンソンの誘惑」「鶏肉とパプリカ」「山形のだし」等々、古今東西の料理書を読みこんだ著者ならではのベストチョイス。

目次

においの際立ち
においを食べる
風味イメージ
セブンにもサイゼリヤにもない風味
基礎調味料
買い物
蒸す
焼く
煮る
揚げる、切る
動線と片付け
カイロモン
日本酒
ワイン
青魚
白身魚など
1+1
混ぜる
春夏の定番レシピ
秋冬の定番レシピ
乾物
発酵
うつわとスタイル
ファーム・トゥ・テーブルとギアチェンジ
索引と徴候
家事と環境

著者等紹介

三浦哲哉[ミウラテツヤ]
青山学院大学文学部比較芸術学科教授。映画批評・研究、表象文化論。食についての執筆もおこなう。1976年福島県郡山市生まれ。東京大学大学院総合文化研究科超域文化科学専攻博士課程修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ほし

13
「台所でいろいろな素材を使って料理をするということは、風味=映像を用いて、へだたった世界のさまざまな事物と交信することである。」と語る筆者は、料理における「風味」を最大限に重視しており、その風味を味わうための手段として自炊を捉えています。「冷凍コロッケも存在し、手作りコロッケも存在する、それがこの世界の豊かさ」とする筆者は、ちがい=際立ちによる風味の喚起的価値に料理の喜びを見出しているのです。調味料の選び方から魚の捌き方、料理の動線と、様々な視点から実践的な内容が記載されており、大いに勉強になりました。2024/01/01

タイコウチ

11
著者の「食べたくなる本」(2019年刊)はその年のノンフィクションで個人的ベストの料理文化論。本書はそこからのスピンオフとでもいうべき実践編。ただしレシピ自体は最小限で、「におい(風味)を食べる」という著者の料理哲学(F感覚)が説かれる。ここでの「風味」とは、レトロネイザル経路による味と一体化したにおいであることが大切。個人的には最後の3章の内容(「群島としてある世界の肯定」「索引がひらく過去、兆候が予感させる近未来」など)をさらに展開した本が読みたい。ちなみに本書は、おいしいトーストの焼き方から始まる。2023/12/31

gorgeanalogue

10
とてもいい読書だった。魚を下すとか、ワインセラーとか、入門本としてハードルが高い部分も確かにあるけど、気にしなくていい。これは時間の相における「経験」あるいは「想起」をめぐるレッスンなのだ。実用書としては一つのトピックでも取り入れられれば、十分だ(蒸し野菜を毎日食べるようになった)。中井久夫の索引と徴候を手がかりに風味を考える終盤は感動的。ブレッソンを引用しているので便乗して言うと、料理はいうまでもなく、生乾きのキャンバスのようなものなのだ。丸元淑生がきちんと評価されて批判されているのにも納得。2024/03/12

ふわねこ

4
旬の食材のにおいを楽しむために自炊をするのだ、という主張のもと自炊技術を集めたエッセイ集みたいな本。ワインの保存方法や台所の動線の考え方、肉の焼き方など参考になる知識も多かった。しかし、この本で自炊者が増えるかというと疑問である。初級者を中級者にする本であって、この本のレベルはそれなりに高いと思った。何よりも時間感覚が違う。フルタイムで拘束されてる人は「ちょっと遠いけど旬のものが手に入る魚屋」へ行けない。「自炊をはじめとする生活様式は自分で作るしかない」と再認識した。2024/01/26

yokotee

2
「定年退職後の父親が、本格的な蕎麦打ち道具を揃えるも、三日坊主で頓挫」を地で行くような構成の書。 「良い店がなければ引っ越そう」「ワインセラーを買おう」などハードルの高い課題も多く、この書籍を読むより稲田俊輔「ミニマル料理」とかを参考に数品作ってみた方が「自炊者」になれると思います。 (ワインについては詳しくないとしながらも)入手難易度が易しくない筆者好みのナチュラルワインなども多く、コ◯スルなどコンビニやスーパーでも入手容易なものでブドウの品種や地域(国)の特色を学んでいった方が良いです。 2024/01/21

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