西洋絵画のひみつ

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西洋絵画のひみつ

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  • サイズ B5判/ページ数 127p/高さ 23cm
  • 商品コード 9784255005133
  • NDC分類 723
  • Cコード C0095

出版社内容情報

耳元で優しくささやいてくれた“ひみつ”は人間的で魅力的。
こんなに面白い見方があったんだ。
――束芋さん(現代美術家)推薦!
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●あの名画も、この名画も、聖書の「さし絵」だった!?

今までにない切り口で、西洋美術にまつわる4千年をあざやかに解き明かす。
誰もがすっきり、絵をもっと楽しめる「絵画の見方」決定版!

難しそうなキリスト教絵画から、ヌードばかりのギリシャ神話画、一見ただ豪華な食卓を描いたかに見える静物画まで――描かれたのには理由があります。実は西洋絵画は、現代の私たちにも共感できるエピソードの宝庫なのです。

本書は、聖書やギリシャ神話にまつわる悲喜こもごものエピソードにはじまり、宗教上の考え方がどのように深く絵画とリンクしているか、歴史が絵画をどう変えたかなど、イラストと名画満載で、楽しく解き明かします。そして最後に、4つの「ひみつ」を通して全体をながめると、あるひとつの大きな絵画の「流れ」を体感できることでしょう。

聖書の時代から印象派まで、美術にまつわる4千年をこの一冊で。
西洋美術を根っこから理解するための、いちばんわかりやすくて深い絵画入門。

◎オールカラー。美しい世界の名作絵画を50点収録
◎いとう瞳によるイラスト多数で、絵本のように楽しい
◎これならわかる! イラストと名画で「読む」旧約・新約聖書ダイジェスト収録

■推薦のことば

「西洋美術史がいかに重要か」なんて声高に語られても、その延長線上に立つことのできない私は反発心を強固なものにするばかりでした。
 知らなくても美術の世界でやっていけることを証明すべく、両手で耳をしっかりふさいでやってきましたが、耳元で「西洋絵画のひみつ」を優しくささやかれた私は、うっかり耳から手を離してしまいました。
 ここに書かれている“ひみつ”は私がずっと疑問に思っていた『宗教のひみつ』や『戦争のひみつ』をも内包し、高尚な神の存在も、高尚なものと捉えられがちな美術とやらも、あるべき場所へやさしく引きずり下ろしてくれます。
 西洋コンプレックスを持っていた私のような人、読んでください。
 耳をふさぐためだけにあった両手がフリーになり、“ひみつ”にまつわる面白いことをたくさんキャッチできる人間に生まれ変わった気がします。
──束芋さん(現代美術家)

■内容紹介

はじめに (絵画にも格付けがあった!)

ひみつその1 キリスト教美術は、聖書の「さし絵」だった!

・持っているもので、だれだかわかる!
・神の姿は描いてはいけない?

内容説明

聖書の時代から印象派の時代まで、美術に関する4000年を一冊で。西洋美術を根っこから理解するための、いちばんわかりやすくて深い絵画入門。

目次

ひみつその1 キリスト教美術は、聖書の「さし絵」だった!(キリスト教美術は、聖書の「さし絵」;どうして「旧約」と「新約」があるの?;旧約聖書よりユダヤの民の歴史ダイジェスト;新約聖書よりイエスの生涯ダイジェスト)
ひみつその2 「日常」が描かれるまで、長い時間が必要だった!(聖堂から絵画や彫刻が消えた;風俗画が生まれる;風景画が生まれる;静物画が生まれる)
ひみつその3 なぜ、ヌードなの?(古代ギリシャ人にとって、「はだか」とは?;ヌードを描くには口実が必要?;口実をぬぎすてたヌード)
ひみつその4 むかしといまでちがう絵画の「つくる」「売る」「飾る」(ひとりで絵を描いてたわけじゃない;キャンバス画が美術品市場を広げた;「驚異の部屋」と美術館の誕生)

著者等紹介

藤原えりみ[フジハラエリミ]
美術ジャーナリスト。1956年、山梨県生まれ。東京藝術大学大学院美術研究科修士課程修了(美学専攻)。美術雑誌「みづゑ」編集スタッフを経て、フリーランスで単行本・雑誌の編集、翻訳などにたずさわる。武蔵野美術大学・女子美術大学・東京藝術大学非常勤講師

いとう瞳[イトウヒトミ]
イラストレーター。1973年、千葉県生まれ。武蔵野美術大学油絵学科卒業。以後、個展等で作品制作を続けながら主に書籍、広告を中心にフリーで活動中。TIS会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Nobu A

19
藤原えりみ著者初読。10年刊行。美術館賞は誰にでも楽しめる。例えばスポーツや映画鑑賞も然り。しかし奥深さは海洋並み。潜る術を知らない素人を優しく手引きしてくれる入門書。名画を紹介しながら宗教画の秘密、旧約と新約新書の違いが絵画にどんな影響を及ぼしたのか、風俗画、風景画、静物画が誕生した時代背景、何故ヌードなのか、職人から始まった美術家の歴史、美術市場拡大の理由等、懇切丁寧に紐解いてくれる。門外漢にはとても勉強になった。読了美術関係書の中で一番分かり易かったような気がする。何よりも美術館に行きたくなった。2024/09/01

Nat

18
西洋絵画の歴史の要点がわかりやすくまとめられていて、読みやすい。絵も大きく掲載されていて、とても見やすい。海外の美術館に行く前に読むと、美術館がもっと楽しめそう。2019/11/30

凪織

17
西洋絵画の歴史や絵画の背景についてイラストを交えて紹介した本。わかりやすくて丁寧な解説。ちょっと教科書っぽいかもしれないが、もっととっつきやすい感じ。ところどころで少し笑ってしまった。宗教画の題材である旧約聖書・新訳聖書にも触れられていて、そのあたりの知識が曖昧な私としては有難かった。絵の種類ごとに格付けがあったのは知らなかったので驚いたし勉強になった。作中で紹介されていたイル・ジェズ聖堂の天井画が壮大で印象に残った。また、ジャン・ブロックのヒュアキントスの死も神秘的で気になる一枚。2015/09/08

たかこ

16
#読了 図書館の特設コーナーにて、目があった本。キリスト教(カトリック・プロテスタント)、ギリシャ神話、旧約聖書・新約聖書、十二使徒とか、言葉は聞いたことがあり、なんとなくの知識しかなかったけれど、この本で大枠が理解でき、教養が身についた感じ(笑)。そして、「アトリビュート」という言葉を初めて知った。知らない間に目にしていたものに名前がついていて、感激。確かになにか特徴のあるアイテムを持っていたら、人物が特定しやすいよね。西洋絵画だけでなく、歴史と教養も学べた一冊でした。2021/08/14

yuuuming

15
すっごく面白かった~。静物画にいたるまでの歴史がざっくりわかります。西洋世界にとってどれだけキリスト教が根強いかもわかるなぁ~。ここに関してはどうしても感覚がわからないんですよね。読んでたらすごくヨーロッパに行きたくなります。イタリア行きたい!藤原えりみさんの文章がとにかく素敵でした。洗練された文章に、プロだからこそ与えてくれる視点をそっと教えてくれる感じとか。2015/05/06

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