家族療法の基礎理論―創始者と主要なアプローチ

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  • サイズ A5判/ページ数 506p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784255003573
  • NDC分類 493.72
  • Cコード C0011

内容説明

ひとりの「病人」に、ひとつの「病因」があり、それに対処するために薬物を投与するのではなく―人と人との関係=システムから精神病をとらえる。ウィーナーの「サイバネティックス」、シャノン、ベルタランフィー、そしてグレゴリー・ベイトソンを理論的支柱とし、プリゴジンやマトゥラーナを取り入れた新しい方法論。

目次

鏡の背面
家族集団の初期研究
社会的場の力学
第二次サイバネティックス
家族構造の類型論
家族パラダイムの概念
病理的な三者関係
三者関係のための適合則
三者関係と葛藤の管理
単純拘束と不連続的変化〔ほか〕

著者等紹介

ホフマン,リン[ホフマン,リン][Hoffman,Lynn]
1924年パリに生まれる。ラドクリフ大学を卒業後、ソルボンヌ大学に留学。1971年以降、家族療法家としてフィラデルフィア児童相談所、ニューヨーク市の各治療施設に所属した後、1977年にアッカーマン家族療法研究所上級研究員となる。現在、マサチューセッツ州イーストハンプトンに在住。著書・論文多数

亀口憲治[カメグチケンジ]
1948年北九州市に生まれる。1975年九州大学大学院博士課程単位修得後退学。九州大学教育学部助手を経て、東京大学大学院教授。専攻は家族臨床心理学。1980年から1982年にかけてフルブライト研究員としてニューヨーク州立大学に留学。アッカーマン研究所教育部長のシーゲル氏より家族療法を学ぶ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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たらこ

5
やっと読み終わった。これは読まねばならなかった。システムとしての「ものの見方」をこれでもかというくらい説明。家族療法の理論的基盤を様々な方向から眺める。もう一度読みたい。2016/02/05

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