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内容説明
「子どもが7歳になるまでに親がやるべきこと」そして今、私たちは日本において、青少年のさまざまな問題の根源が、この親による早期の育児能力の低下にあるということに、気づかなくてはなりません。…ものが豊かであれば、欲望が放縦に動き出し、心はますます病み、自己喪失にいたるということに気づかざるをえないのです。
目次
第1章 変わる子どもたち
第2章 「いじめの国」の少年たち
第3章 三つの事件に見る子どもたちの心
第4章 引きこもる子どもたち
第5章 若者たちを蝕む心の病
第6章 子どもが七歳になるまでに親がすべきこと
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
愛希穂
1
後で2010/08/06
鵜殿篤
0
気がついたのは、酷いと感じる精神分析の本に共通している点があることだ。間接的に報道等で見ているだけに過ぎず、直接診断したわけでもない人間に、勝手に病名をつけてしまうところだ。逆に、自分が直接診断したケースを中心に議論を進める人は、けっこう信頼できる。本書も、著者が自分の経験を話しているところだけは、そこそこ読める。 まあ、精神分析の専門家が教育に対して発言すること自体は別に構わないのだけれど、発言するならせめて基本的なことを勉強してからにしてほしいと思ったのであった。2019/07/24
長坂 断
0
興味深かった2017/08/19
ひぐち
0
町沢さんの人格障害のお話。2010/01/16
oko
0
“ボーダーライン”という人格障害(衝動的・行動的・強い虚無感・対人関係不安定などなど)が青少年に増えている、その原因が幼少期の親のしつけにあり、アメリカでは「虐待」がその主要因、でも日本では「過保護」が圧倒的に主要因だと確認されているという。カミナリオヤジが絶滅危惧種となり、褒めて育てよとか、個性を伸ばせ、とか、勘違いされがちな高度な教育法を実践してるのか子どもに甘い親が増殖中…褒めるのは大事。認めるのは大事。我が子は最高、って当たり前。でも、我が子が強く優しくこの激しい世の中をのびのびと生きていくために2012/06/03