目次
1 茶の歴史(茶の科学史;喫茶の歴史)
2 チャの栽培と生理(チャの起源と育種;チャの栽培 ほか)
茶の加工科学(荒茶の製造;茶の仕上げ加工 ほか)
4 茶の化学(茶の化学成分とその含有量;茶の香気成分 ほか)
5 茶の機能(茶の抗酸化作用;茶の抗突然変異・抗がん作用 ほか)
著者等紹介
森田明雄[モリタアキオ]
1962年静岡県に生まれる。1986年静岡大学大学院農学研究科修士課程修了。現在、静岡大学農学部教授。農学博士
増田修一[マスダシュウイチ]
1969年静岡県に生まれる。1994年静岡県立大学大学院生活健康科学研究科修士課程修了。現在、静岡県立大学食品栄養科学部准教授。博士(食品栄養科学)
中村順行[ナカムラヨリユキ]
1953年静岡県に生まれる。1976年岩手大学大学院農学研究科修士課程修了。現在、静岡県農林技術研究所茶業研究センターセンター長。農学博士
角川修[スミカワオサム]
1961年大阪府に生まれる。1990年筑波大学大学院農学研究科修士課程修了。現在、(独)農業・食品産業技術総合研究機構野菜茶業研究所茶業領域上席研究員
鈴木壯幸[スズキマサユキ]
1967年静岡県に生まれる。2003年岐阜大学大学院連合農学研究科博士課程修了。現在、三井農林(株)飲料原料事業本部企画業務部室長。博士(農学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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オザマチ
5
後半はどうも専門的な用語が多くて理解しづらかった。2013/10/09
Kazuo
2
茶産業全体を日本の産業参加者の科学的視点からとらえた内容。利用者側の嗜好に関する観点には欠ける。茶はカテキン、カフェイン、アミノ酸、ビタミン類を豊富に含む特異な植物であることから、健康への好影響の視点で世界的に注目され、我が国の伝統的産業として研究開発が盛んなようだ。高い注目度と分析機器技術の進化により、この20年間の科学的進歩は凄まじい。特に、成分の分子構造と量の解析、効用の機構解析、遺伝子解析、これらの品種改良生育技術への応用には目を見張るものがある。2016/12/08