出版社内容情報
加工による成分の変化を主体に多くの図表を用いて農産製造のすべてをわかりやすく解説した好テキスト。〔内容〕炭水化物（デンプンとその利用・低分子糖質と甘味料）／脂質（植物油脂）／タンパク質（植物タンパク）／園芸食品，嗜好品・香辛料
【目次】
1. 農産物利用学
2. 炭水化物
2.1 緒言
2.2 構造
2.3 糊化と老化
2.4 種々の植物のデンプン
2.5 デンプンの生合成と酵素分解
2.6 デンプンの変性と誘導体の調製
2.7 デンプンの製造
2.8 糖の構造と甘味度
2.9 ショ糖の分離・精製
2.10 糖質関連酵素による糖質の変換
2.11 糖の反応と利用
2.12 糖質以外の甘味料
3. 脂質
3.1 緒論
3.2 植物油脂の分類
3.3 植物油脂製造
3.4 植物油脂食品
3.5 植物油脂関連食品添加物
4. タンパク質（植物タンパク）
4.1 タンパク質資源
4.2 植物タンパク質概論
4.3 大豆タンパク質の構造と性質
4.4 コムギタンパク質の構造と性質
4.5 各種タンパク質の性質
4.6 大豆タンパク質の製品
4.7 コムギタンパク製品
5. 園芸食品
5.1 園芸産物の特徴
5.2 含有成分とその化学
5.3 収穫後の生理と生鮮貯蔵法
5.4 加工利用・貯蔵法
5.5 各論
6. 嗜好食品，香辛料
6.1 嗜好食品
6.2 香辛料
7. 参考図書
8. 索 引
【著者】
内 海 成， 小 倉 長 雄
加 藤 博 通， 鬼 頭 誠
中 林 敏 郎， 檜 作 進
山 内 文 男
内容説明
農産物利用学は、人類の生存と繁栄に最も密接に関係する学問分野であるが、その対象が多岐にわたり、研究手段も殆どすべての科学と技術を動員してはじめてその目的が達せられるものであろう。本書は昭和４８年に朝倉書店から出版された「農産物利用学」に範を求めつつ、内容を一新して、新しい農産物利用学の教科書・参考書として、各専門分野の大学教官が分担執筆したものである。
目次
１ 農産物利用学
２ 炭水化物
３ 脂質
４ タンパク質（植物タンパク）
５ 園芸食品
６ 嗜好食品、香辛料
