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内容説明
TED、BBC、CNN出演の組織心理学教授が明かす、「ダメ男」が昇進しやすいカラクリ。
目次
第1章 なぜ上に立つ人間はそろいもそろって無能なのか
第2章 自信家は有能に見える
第3章 なぜ悪者が勝利するのか?
第4章 カリスマ神話
第5章 女性の強み
第6章 良いリーダーはどんな見た目をしているか
第7章 直感を疑ってかかれ
第8章 ダメリーダー矯正法
第9章 リーダーの影響力を測る
著者等紹介
チャモロ=プリミュジック,トマス[チャモロプリミュジック,トマス] [Chamorro‐Premuzic,Tomas]
ユニバーシティ・カレッジ・ロンドンおよびコロンビア大学ビジネス心理学教授。マンパワーグループのチーフ・タレント・サイエンティスト、METAプロファイリングおよびディーパー・シグナルズの共同創設者。以前はニューヨーク大学とロンドン・スクール・オブ・エコノミクスにも在籍した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
速読おやじ
11
リーダーの方!必読です。読みながら、まさかこれ俺のことなのか??と思ったそこの貴方(僕も含めて)、ヤバいです。自己愛、自信過剰、カリスマ、見た目も含めてそんな自信満々のリーダーの方がカッコいいし、頼りになると私達は思い込んでいるのか。女性がリーダーになかなかなれないのは、男性の無能ぶりを見抜けない社会の問題だと手厳しい。EQを重視するだけでも、かなり変わるという。さて、この本を読んで、自分のロールモデルは誰だろう?という疑問が出てきた。世の中の著名経営者って、本書によればダメリーダーっぽい気がしてきた(笑2024/08/03
Rrr
4
女性がリーダーになる障壁が大きすぎるのではなく、無能な男性がリーダーになるのに障壁が無さすぎるのではないかという観点から、広くリーダーについて語っている本です。有能だと勘違いされやすい資質やリーダーの素質に関する男女差、ではどういうリーダーが良いのかなどなど。タイトルの「男」というところが結構キーポイントでした。2020/10/17
Kiichiro YASUHARA
0
コロンビア大学ビジネス心理学教授の本で、アカデミックな内容を紹介する。本書によれば、リーダーシップがあるとみなされる行動は過剰なまでの自信で、自己愛、サイコパス、カリスマの要素を持つ人がリーダーに選ばれる。上級管理職の4~20%はサイコパス、CEOの5%が自己愛で、EQの高い人はリーダーに選ばれず、逆選択が蔓延る。結果、部下は働く意欲をなくし、国際的な調査で仕事に本気を出せないのが70%、そのうち上司に好感を持っていたのは4%だとか。また優れたリーダーほどカリスマ性はないという。直感に頼ってはいけない。2020/07/04
Go Extreme
0
自分以外の何になれるか 男性:無能により出生 女性:有能なゆえに足をひっぱられる 選ばれやすい性格・行動と必要な資質・技能の開き 自信家:有能に見える 能力≠自信 女性の評価:自信・能力・気配り 自信過剰:おいしい思いは本人だけ 自己愛:権力や実績に価値を置く 優れたリーダー:カリスマ性なし カリスマは誘惑する 変革的リーダーシップ・個人の効果性・自己認識⇒女性の方が高い リーダーシップ:知的資本・社会関係資本・心理資本 リーダーシップの既成概念vs科学的見解 ウェブスクレイピング 要するに才能2020/06/09