出版社内容情報
気管支肺疾患の直接診断法として気管支ファイバースコープの応用は近年著しい進歩をみている。本書は感染症,肺癌,気管支癌,気道異物など実際の症例に則し,カラー画像を豊富に用いて気管支鏡診断の指針が明快に具体的に解説されている
【目次】
1. 診断のための基礎
1.1 気管・気管支の解剖
1.1.1 気管・気管支の構造
1.1.2 気管支分岐(区域気管支)の命名
1.1.3 気管・気管支の組織構造
1.2 気管支鏡像のみかた
2.1.1 気管支分岐の形
2.1.2 気管支の局所像
1.3 気管支ファイバースコピーの手技
1.3.1 気管支ファイバースコープ(BF)の挿入手順とこつ
1.3.2 適応・禁忌・事故対策
1.3.3 気管支ファイバースコピーに必要な器具,機械
1.3.4 気管支ファイバースコープの実像
2. 気管支疾患の診断
2.1 非腫瘍性疾患
2.1.1 比較的よくみられる気管支の炎症性疾患
2.1.2 肺および気管支の病変と合併する気管支病変
2.1.3 気管支の局所に発生した病変
2.1.4 原因不明の類炎症性疾患
2.1.5 原因不明の気管支疾患
2.1.6 気管支分岐異常および気管支瘻
2.1.7 その他の気管支病変
2.2 腫瘍性疾患
2.2.1 肺癌の気管支病変
2.2.2 その他の悪性腫瘍
2.2.3 良性腫瘍
2.3 肺疾患への診断応用(末梢気管を含む)
2.3.1 気管支・肺感染症の起炎菌の検出と炎症細胞診断
2.3.2 経気管支肺生検によるびまん性肺疾患の診断
2.3.3 気管支肺胞洗浄(BAL)
2.4 気管異物
2.4.1 気管異物
2.4.2 異物の種類
2.4.3 異物摘出用把持鉗子
2.4.4 異物摘出にあたって注意すべき点
2.4.5 症 例
2.5 極細気管支ファイバースコピー
2.5.1 BF-1.8Tの仕様,性能
2.5.2 BF-1.8Tの使用方法
3. 索 引
【編集者】
萩 原 正 雄
【著者】
雨 宮 隆 太, 荒 井 他嘉司
井 田 徹 也, 一和田 俊 男
岩 田 祥 吾, 市 川 洋一郎
石 川 創 二, 石 原 享 介
池 田 茂 人, 上 田 眞太郎
内 山 照 雄, 於 保 健 吉
岡 野 昌 彦, 小 野 良 祐
太 田 輝 夫, 大 畑 正 昭
神 田 哲 郎, 小桧山 律
佐 藤 篤 彦, 佐 藤 哲 夫
斎 藤 潤, 柴 田 紘一郎
清 水 哲, 繁 田 正 子
高 瀬 恵一郎, 滝 沢 敬 夫
田 井 久 量, 田 垣 茂
田 代 隆 良, 田 中 満
常 松 和 則, 永 井 厚 志
中 村 清 一, 西 尾 浩
羽 野 寛, 萩 原 照 久
萩 原 正 雄, 人 見 滋 樹
藤 川 晃 成, 藤 沢 武 彦
福 岡 正 博, 細 川 芳 文
三 浦 一 真, 南 真 司
安 岡 劭, 安 田 英 己
山 口 豊, 矢 木 晋
矢 野 敬 文, 矢 野 平 一
李 英 徹, 和 頴 房 代
目次
1 診断のための基礎(気管・気管支の解剖;気管支鏡像のみかた;気管支ファイバースコピーの手技)
2 気管支疾患の診断(非腫瘍性疾患;腫瘍性疾患;肺疾患への診断応用(末梢気道を含む)
気道異物
極細気管支ファイバースコピー)