内容説明
“ビジネス数理”的な手法や分析アプローチを、マーケティングおよび経営戦略の領域に応用した事例集。
目次
第１部 マーケティングマネジメント（消費者のエコロジー行動の構造―環境マーケティングの要件；スイッチング・コストと顧客の離脱行動―金融サービス業の分析；地方銀行の効率性測定―ＤＥＡによる分析）
第２部 マーケティングサイエンス（動的売上反応モデルによる小売価格戦略の評価―状態空間モデルの適用；環境変化と店舗戦略―潜在クラスモデルの適用；広告コミュニケーション効果の測定―広告想起と店頭配荷の販売への影響）
第３部 経営戦略と組織（プロジェクト組織の形成プロセス―重量級コミュニケーション・マネジャーの役割；ヘドニックプライス・モデルと競争戦略―デジタルカメラ産業の実証分析；電力市場の自由化と企業行動―ゲーム理論を基礎としたモデル化）
第４部 技術経営（ＭＯＴ）（“超顧客”志向の製品開発マネジメント―化学産業の実証分析；既存技術と新規技術のジレンマ―ソニーのテレビ開発事例；技術系スタートアップ企業の成長戦略―資金調達マネジメントを中心に）
著者等紹介
西尾チヅル［ニシオチズル］
１９６２年東京都に生まれる。１９９０年東海大学大学院工学研究科博士課程修了。現在、筑波大学大学院ビジネス科学研究科教授
桑嶋健一［クワシマケンイチ］
１９７１年宮城県に生まれる。１９９９年東京大学大学院経済学研究科博士課程修了。現在、筑波大学大学院ビジネス科学研究科准教授
猿渡康文［サルワタリヤスフミ］
１９６４年福岡県に生まれる。１９９２年東京理科大学大学院工学研究科博士後期課程単位取得退学。現在、筑波大学大学院ビジネス科学研究科教授（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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