出版社内容情報
本事典は危険物に関わる基本的事項―化学物質の発火・爆発危険,有害危険,環境汚染等の潜在危険,危険物の関連法規,危険性評価法,危険物による災害防止や危険物の国際動向等―を平易に解説。特に〔用語編〕では危険物関連用語約300について,〔物質編〕では主要な化学物質約500についてデータを含めて解説。〔混触危険〕では,危険物取扱時の混触による発火・爆発や有害ガス発生等の混触危険の代表例を解説,〔災害事例〕では代表的な危険物による災害事例を例示
内容説明
本書は、発火・爆発危険、有害危険、環境汚染の潜在危険をもった化学物質である危険物を取り扱う大学等の教職員、学生、院生、研究者、また、化学関連産業における、管理者、技術者、作業者、研究者の方が安全に実験、研究、製造や取扱いを行う上で、また、化学物質の規制等に係わる担当官の方々が危険物の特性をもとにした適切な指導を行う上で、化学物質の発火・爆発危険性、有害危険性および環境汚染性に関する適切な情報を提供する。
目次
1 総論(化学物質と潜在危険;危険物の分類と特性;危険物関連法規;危険物の危険性評価;危険物による災害防止;危険物取り扱いに関する国際動向)
2 用語編
3 物質編
4 混合危険
5 事故事例集
著者等紹介
田村昌三[タムラマサミツ]
1940年広島県に生まれる。1969年東京大学大学院工学系研究科燃料工学専攻博士課程修了。現在、横浜国立大学客員教授、東京大学名誉教授。工学博士。専攻はエネルギー物質化学、安全の化学、大気環境化学
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