目次
中国の歩み―計画経済から市場経済へ
中国、その地域編成
広大な国土の自然と環境
巨大な人口―その構成と諸問題
世界の工場となった工業
巨大な人口を養う食料生産
実験地域から成長の極へ―華南
龍頭となる長江デルタ―華中
西部開発―中部・西部
都市の成長―北京首都圏
農村と三農問題
世界の中の中国
著者等紹介
上野和彦[ウエノカズヒコ]
1945年茨城県に生まれる。1970年東京学芸大学大学院教育学研究科修士課程修了。現在、東京学芸大学特任教授。文学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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セイタ
2
中国を様々な学者がそれぞれの分野から論じている。興味がある章とそうでない章がはっきりとわかれた。新しい視点を提示してくれるものから、データを提示してくれるものまで揃っており、卒論の執筆も捗りそうである。2015/09/16
ekottyk
0
ガチ中華を通じて中国という国家の広大さや多様性を知り、改めて基礎的な地誌を学ぼうと手に取った。高校地誌の延長として、中国独自の政治・経済システムの歴史や構造が概説されている。しかし、各地方の産業や文化、歴史の詳細にはあまり立ち入っておらず、中国地理の入門書としても読み物としても魅力に欠ける。特定の興味がある場合は、本書を読む必要は無いと思う。また、11年の初版当時の情報に基づいているため、急速に発展する現在の中国を捉える上でも不十分である。ただ、一昔前の中国観を追体験したい方は通読の価値があると思う。2025/06/15
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