気候と人間シリーズ 気候と文明・気候と歴史

鈴木秀夫（１９３２－）/山本武夫（古気候学）

朝倉書店（1978/09発売）

• サイズ A5判／ページ数 144p／高さ 21cm
• 商品コード 9784254165043
• NDC分類 451.8
• Cコード C0340

感想・レビュー

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[MIRACLE]

古代文明の盛衰（エーゲ海のミノア文明が中心）と日本の歴史について、気候との関わりから論じた本。とくに、鈴木秀夫「気候と文明」は本論文で、四大文明が滅亡した3500年前に気温がいっせいに急降下している事実を日本で初めて指摘している（平均気温が2度下がると、カナダの小麦は全滅するという。どうやら「末世」が到来したらしい）。一方、後者の山本武夫「気候と歴史」は数式が多く、難解だった。

2015/09/07